「インド式計算ドリル」 [ぼやき]
@最近、ブームになっている「インド式計算」。
@ブームに火をつけた計算本「インド式計算ドリル」(中村亨著、加々美勝久監修・晋遊舎刊)はビートたけしの番組「たけしのコマネチ大学数学科」で数学の監修をされている中村亨さんの手になるもので、現在20万部のベストセラーだ。
@人々が高い数学力を持つ印度では、少年少女が2桁同士の掛け算を九九のように暗誦出来るとされていることに因んで2桁の計算方法を「インド式」と名づけ、タイトルにもつけて出版した所、巷で話題になり、冒頭に書いたとおりブームになった。
@ところが、ブームにひょいと便乗する者は出るもので、最近本屋に入ると、いろいろな出版社から出ている、良く似た(それも微妙に似ている)タイトルの計算本が店頭にずら~っと並んでいる。
@こんなに類似本が沢山並んでいると、どの「インド式計算」本に手をつけていいのか、正直言ってよくわからない。
@そこへ、タイトルも表紙のレイアウトも、上のドリルとそっくりな「酷似本」が2冊も出て、問題になっている。その2冊とは、「頭がよくなる インド式計算ドリル」(遠藤昭則著・KKベストセラーズ刊)、「インド式 東大生が教える!超計算ドリル」(山根道彦監修・メディアボーイ刊)のこと。
@最初に「インド式計算ドリル」を出版した晋遊舎は、上の2冊を出した2社に対し、「購入者に誤解を生じさせ、明らかに著作権法に違反する」として、発売禁止を求める抗議書を送ったという。
インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の計算トレーニング
- 作者: 中村 亨
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
@…こうやって並べて見てみると、言われているとおりタイトルの大きさや表紙のデザインからして酷似してるなぁ。特にベストセラーズのやつが一番良く似ている。…これでは、ブームの火付け役となった元祖本を出した会社から、「購入者が混乱するから出すのを辞めて!」と抗議されてもしかたがないかも。
@ソックリさんがでまわると、本当、元祖にとっては困り者ですね。
回復なさってよかったです!
切り口の面白いブログですので、よく読ませていただいてます。
ほんと、似たようなというか、同じですねえ・・・
正露丸もなんだか同じ名前でたくさんでてるし・・・・
オリジナルってなんでしょうね。
うちの会社も類似商標でもめにもめたことあるけど、
うちのほうが先にできた会社だったのに、知識がなくて商標登録があとになってあとからでてきた会社に敗れたことあります。
これから、ますますこういうこと、知的財産など特に、
のんびりしてたら、だめですね。
by 平太 (2007-07-21 21:07)
3番目のタイトルには笑ってしまいました。\(^o^)/
「インド式東大生」.....
どんなんやねん? \(^o^)/
って、あはは、実際の本表紙じゃ、「インド式」のところが
別表示になっているのでしょうが。\(^o^)/
by Kimball (2007-07-22 14:47)
インド式計算で検索していたら、たどりつきました。
TBさせていただきました。
宜しくお願いします。
by とよ爺 (2007-07-24 16:34)