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真の「栄光」とは? [ぼやき]

@今朝眠い目をこすりこすり起床し、朝のTVニュースを見ると、なんと!…華原朋美、安室奈美恵、globeら人気ミュージックスターを相次いで輩出し、ヒットメーカーとして一時代を築いた作曲家兼音楽プロデューサー・小室哲哉氏が自分の楽曲の著作権をえさに、投資家から5億円もの大金を騙し取ったとして、大阪地検に逮捕された、というニュースが…!


@いったい、これは如何言う事なのか? 小室楽曲ファンでない私にも、この事件はかなりの衝撃を伴うものであった。聞けば、香港で音楽事業に手を出したが失敗し、巨額の借金を抱えこみ、前妻との慰謝料も滞りがち、それでも過去の栄光を忘れられず、豪遊生活をやめられなかったんだそうな。

@よほどの人でない限り、どんな人間でも懐具合が必要以上に潤えば、余計に欲の皮をつっぱらかすのが人の悲しい常。やはり小室氏もお金というものの幻想に取りつかれ、何処かで、大きな錯覚を起こしてしまったのではないか。


@小室氏の「栄光」は、音楽配信がまだなかった時代、つまりCDがよく売れた最後の時代と重なっていた。出す曲出す曲が悉くヒットし、売り上げはダブルミリオンを達成し、2年連続長者番付・全国第4位になったこともあった。しかし新世紀に入るちょっと前、つまり音楽配信が少しずつ浸透しはじめる前夜の時期にかけ、彼の作る曲は売れなくなっていった。それにつれて徐々に活動もうまく行かなくなり、香港へ事業進出を果たすも、これが失敗し、70億もの巨額の借金を抱え、後妻KCOともうまくやれなくなり、離婚は秒読みともいわれている…。

@輝ける「栄光」の座から、奈落の無間借金地獄へと転落し、とどの詰まりは著作権をえさに、金を騙し取る詐欺にまで手を染めてしまった小室氏。しかし嘗てTM NETWORKで共に活動した旧友・宇都宮隆氏はFAXで「彼は必ず音楽に戻ってきます」と述べていた。宇都宮氏の言うように、小室氏も今回、己の犯した大きな過ちを海よりも深く反省し、魂ごと入れ替えて、音楽業界に「ただの作曲者」として復帰してもらいたいものだ。


@人生の真の「栄光」とは…?それは大金や高い地位を得ることではなく、どのような低い地位であろうと、人を喜ばす、人の為に尽くす行為をしつづけることではないか。そして友達を恋人など、周りの人々を裏切る事無く、至誠を尽くしていくことでもあるのではないか。
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