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変化・変革を恐れ、拒む世界はやがて…。 [独白]

@徐々に、また静かに衰退し、最後には消滅という結末が待っている。


@若者や女性の力を生かせない、かたくなに変化を拒み、変革を恐れて、自国中心主義という「シェルター」の中に入って世界と隔絶することに安寧を見出す、そんな社会や国家は上に書いたようなプロセスを辿って、滅びに向かうのだ。

@アメリカでは当年とって46歳のバラック・オバマ氏が黒人系初のアメリカ大統領に指名された。これは社会と国家の変革に若い力を必要としている、一つの証拠である。


@翻って日本では、昔から根強い「男尊女卑」傾向からの脱却から逃避しているうえに、社会から人間の内面に至るまでの、諸物の改革・変革をひたすら恐れてばかりいるように、今だに見える。

@そんな世界では、年老いて金欲・色欲・権力欲にかぶれた「オヤジ」たちが跋扈しまくり、少子化がさらに進んで、“無子化社会”になり、老害にまみれた世界になるだろう。

@右を向いても左を見ても、上を向いても下を向いても、前を見ても後を振り向いても、年老いた人間ばかりの、活力なき社会。日本は、それを目指したい、というわけではなかろう。だが、放っておくと、そういう世界になるぞ!
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