暗い、と不平を言うよりも…。

＠…進んで明かりをつけましょう、という言葉で始まる番組が、かつて放映されていた。日本テレビ系の「心のともしび」という番組である。

＠この番組が関東ローカルで放映されていたなのか、それとも全国ネットだったのか、こればかりは日テレさんに聞かないと分からないけれど、こういう精神的な啓蒙番組が民放で放映されなくなって、久しい年月が経つ。因みにNHKでは、今も「こころの時代」という精神的啓蒙番組がずっと以前から、日曜の午後2時台に放映されている。

＠いまは進んで明かりをつけるよりも、勇んで暗闇に飛び込んで、光明を掴む、といった人生についてのメタファーが、叫ばれている時代なのだろう。

＠暗闇への飛躍。それは今ある人生を本気になってマジに生き抜くことでもある。今を生きているホトンドの奴らは、暗黒に満ちた偶有的世界を恐れ、みんなして暗い！くらい！と不平ばかり言っている。不平ばかり言うクセに、人生を真剣に生きようとしてない！そんな人生をマジに生きずに不平ばかりを抜かすなら、むしろ勇んでそんな暗闇へと、エイやっ！と飛びこんで、がむしゃらながらも真剣に生きたほうがましである。

＠そして、次々と襲いかかる人生の試練と、暗黒の中で闘い続けるのだ。何が何でも堂々と、闘って、たたかって、最終的に光明を得るのだ。それが人生の、真の幸福というやつなのだ！

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