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10/0505. [雑文]

@関東も梅雨入りしたばかりというのに、午後を過ぎてから晴れてしまった。暑い!動くと全身から水分が汗になって流れ出してくる。風が爽やかなのがせめてもの救い。


@気象庁の長期予報によると、なんと!6年ぶりにエルニーニョ現象が発生し、関東では雨模様の夏になるやもしれぬとか。


@昨夜は眠れず、CBSドキュメンタリーを見ていた。アメリカでもサブプライム問題の所為で、病院の経営が行き詰まり、保険も払えない貧しい重症患者が、もう治療サーヴィスは終わりましたなどと告げられ、強制退院を余儀なくされている現状を知った。

@医療制度が壊れ、現場が厳しさを増しているのは、アメリカも日本も変わりはないんだなと思った。オバマ氏もこの改革には手を尽くすと言っているのだが…。


@十分な治療を必要としている人達が、その十分な治療を受けられないままに、追い出され、放って置かれる。生きるか死ぬかという、生命の瀬戸際、若しくは生死の修羅場に、ポーンと放りこまれる。

@経済が危機的だからといって、重病人を捨てるような公立病院のありかたにも、首をひねるが、そういう医療崩壊を引き起こすきっかけとなった「ウォール街の大博打」で、大量の資金をすった投資家ひとりひとりは、自分達のそんな行為が、廻り廻って先進国での医療崩壊を齎したことに、ほんのいささかでも反省を見せているのだろうか。


☆  ☆  ☆  ☆  ☆


@超痩せ・超肥満より、「ちょい肥り」が、男女ともに長生きを齎すと、医学関係のニュースに出ていたが、なんでも男は40年、女は47~50年程度、寿命が伸びるらしい。太り過ぎ、痩せ過ぎはやはり早死にのもと、というのが医学的にもほぼ証明された形になったが、「ちょい肥り」と寿命の因果関係については、まだハッキリしていないそうだ。

@俺も太り過ぎには気を付けなあかんなぁ。


☆  ☆  ☆  ☆  ☆


@そういや、高校に通っていた昔は浴びるほど、ポテトチップや「かっぱえびせん」などスナック菓子とかジャンクフードを浴びるほど食っていた時期があった。お蔭で体重が10㌔も増大した。チョコチップメロンパンも毎日のように食べ、「飲むヨーグルト」の500mlパックも完飲していた。


@弁当は、お昼が来る前に平らげた。いわゆる「早弁」である。高校時代は本当に食欲旺盛だった。今もあまり変わっていないが、この時のように、スナックやメロンパンを毎日食べつづけ、500mlの飲料パックを飲みつづけることは、もはやしたくても、今の自分の胃腸が許さないだろう。


@高校生の時のような、ライフスタイルを今だに続けていたら、間違いなく糖尿になり、挙句には今ごろ、痛風になっていただろう。


@痛風で腐ってしまった足や手の腐った部分を、無菌培養で育てた蝿のマゴット(蛆)に食べさせ、治療するという方法があったように思う。これを初めて知ったとき、ユニークな治療法があるなァと感心したが、蝿とか蛆のイメージが悪過ぎるのか、なかなか全国区にならない。

@蝿といえば、小学校の理科の授業でキイロショウジョウバエの培養飼育をやっていたことを思い出す。透明なプラスティックの筒に腐ったバナナを入れて、外に出して暫くおくと、筒の中にくだんの蝿がもう入りこんで、バナナの上についている。

@そこで上に空気穴の開いた蓋をして放っておくと、中で蝿が交尾し、タマゴを産む。それが孵化して蛆になり、腐ったバナナの培養食を食べてスクスクと成長し、やがて俵型の小さな茶色の蛹になり、幾日か経つと蛹からホヤホヤのキイロショウジョウバエが誕生する。

@ショウジョウバエの眼(複眼)は、筒で培養していたものは、みんな赤目だったように思う。突然変異では、円いはずが棒のような形をした眼だったり、赤いはずが白い眼だったり、2枚ある羽根の先がめくれ上がっていたり、あるいは棍棒のようになって退化していたり、全身が黒っぽかったり、といった変異が現われる。

@まれに見られる突然変異として、普通は2枚の羽根が4枚だったり、前身に複眼がびっしりついた奇形もあるということだ。

@このキイロショウジョウバエ、よくよく眺めると何となく弱々しく、まるで妖精のようだ。黄色と名がつくだけあって、前身が透明感をおびた明るい黄褐色をしている。他の大きな蝿と違い、一見して「邪悪」な印象が薄い。

@しかし、こいつも台所では迷惑ものの「小バエ」の仲間である。良く流し台の三角コーナーにメロンなどの皮を捨てると、何時しか飛んで来て、とまっているのを見かけた人も多かろう。

@台所では小さなワルのキイロショウジョウバエだが、私にとっては小学校の理科実習の思い出とともに、忘れられない昆虫なのだ。
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