SSブログ

晩秋は押し迫る。暮れは近し。 [雑文]

@先日、花の銀座のホコテンを歩いていた。アップルストアに立ち寄って、暫くいてから、外へ出ると、もう空は青暗くなり、風が冷たくなっていた。

@土曜日はポカポカ陽気だった。そんな中、半日働いて、それが終わると私用で某所に出かけた。

@某所には年を重ねた桜並木があり、樹上を見ると木の葉が赤く染まり、風の所為でだいぶ地面に落ちていた。


@私用が済んだ後、電車に乗って、銀座方面へ。有楽町駅で降り、ITOCIAを突っ切って、アップルストア銀座へと向かう。

@さまざまなサイトを見る。「クオリア日記」、YouTubeに収録された多彩なお宝映像、企業のホームページ。ソレが済んで外へ出ると、町はもうクリスマスのデコレーションで飾られていた。

@ミキモト前の、名物の巨大ツリーはもう既に飾り付けが済ませてあった。根元には可愛いスノーマンが楽器を持って唄を歌ったりしていた。


@宵闇に浮かび上がる、キラキラしたもの。赤と緑のクリスマスカラー。恋人達が浪漫に浸るにうってつけの光景に違いあるまい。

@しかし、本来、クリスマスというのは、イエスの誕生を祝う祭礼だったはず。何時からこんな、派手な飾り付けが目立つようなイヴェントになったのかは分からないが、宗教的な意味から遠く離れた、単なる年中行事になってしまっている。

@宵のなかでいよいよ華やかになりゆく銀座界隈。何時しかホコテンは解除され、車が大通りをバンバン走っていた。


@事業仕分けによって削減されたり、廃止されたりした科学技術予算。ノーベル賞を取られた野依さん他、心有る人々がついに、声を上げた。

@科学で壱番にならなくたって、みんなが暮らしやすい国ナンバーワンになればいいじゃない、などという意見があるやも知れぬが、その暮らしやすい国になるにも、科学の力が必要不可欠なのだ。それなくして、国民のよりよき生活は保証できないのは、科学の社会に対する貢献度を重く見る向きから見れば、まさに火を見るよりも明らかだ。

@しかし科学的センスの全くなさげに如何しても見える仕分け人は「国民に対し効果が見えない」からといって、スーパーコンピュータ事業の凍結その他を一刀両断で決めてしまった。

@彼等は国民の立場に立っていると思いこんでいるが、この事業凍結は長い眼から見れば、国民の為にならないのだ。どころか、一種の亡国の因になりかねぬ。


@結局科学界に対し、仕分け人のやっていることは、国民の首を締め、ひいては国家の首を締めることでもあるのだ。

@印度独立の父・ガンディーは言った。「宗教なき政治は国家の首を吊るロープ」

@「宗教」を「哲学」そして「科学」に置き換え解釈し直せば、今の政権の行っている政治は、まさに哲学的・科学的理念のないものでしかない。

@そしてそれが、とどのつまりは国家・社会の首を吊り、縊死させる“ロープ”の役割を、何時かは果たさないとは限らない。…何が「友愛」だ。何が「国民目線」だ。ちっとも友愛でないし、国民目線でもないではないか!ふざけんじゃねぇ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。