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土曜の暖かな陽射し。 [出歩く]

@きょうは土曜日。何時ものように半ドンの仕事を終えて、職場を出ると暖かな陽射しが。


@抜けるような秋の青空、何処まで澄んでいるのだろう。


@等々力行きのバスに乗る。車窓から眺める風景はもうすっかり錦秋である。芝公園の雑木林に植わっている銀杏や、街路沿いの銀杏並木は最早、美しい黄金色に染まり始めている。染井吉野の並木も葉が茜色に染まって、路上に落ちている。

@嗚呼、秋たけなわでんなぁ~。…。


@バスに揺られて目黒駅前まで来ると、降りる。降りて三軒茶屋行きのバスに乗り換え。大きな通りから曲がりくねった路地を経て、世田谷区・下馬に出て、三軒茶屋に至る路線を行く。


@路地のあちこちに植わっている木々も、黄色や茜に染まって、まさに秋色風景である。三軒茶屋行きのバスに乗って通過する路地は、まさに静かな住宅街。暖かな秋の陽射しが、其処ここに優しく降り注いでいる。

@やがて祐天寺駅前に出る。ロータリーを時計回りに回って、五本木に出る。五本木をくねりながら通過すると、明薬通りに出る。そこからまた曲がりくねった道路に入り、昭和女子大の裏手に出る。正面に「やっぱ自分の躍りかたでおどればいいんだよ。」の江戸アケミの看板が見えてくると、三軒茶屋はもうすぐである。

@その看板がある通りを過ぎて、左に曲がると、終点の停留所に到着。早速バスを降りる。東急ストアの入っているキャロットタワーの地下へ。

@ストアの中を見る。美味しそうな産直野菜のコーナー。下仁田ネギや紫赤の赤カブ、まん丸で真っ赤なリコピンたっぷりそうなトマトがあった。

@ストアを出てグルメゾーンへ。中華が食べたかったので、そこにあった中華屋に入る。五目ラーメンを頼んですする。醤油味のスープがなかなか美味。

@外へ出て、シアタートラム(劇場)のあるあたりを抜け、三軒茶屋の昔からある商店街へ。30年も前に戻ったような、“昭和な”雰囲気が郷愁をそそる。平成的なムードの世界が増えつつある中で、ここには昭和の美しき残滓が残っている。

@中華まんがうまい!と評判のお店へ。肉まん一個、ホカホカのやつをオーダー。袋に入れずにそのままで、歩きながら食す。白いふんわりした皮がほんのり甘く、肉のあんとの相性は抜群だ。あんの中にさくさくしたものが入っているが、何なのだろう?店主に聞けばよかったな。

@大通り沿いのキラキラした雑貨屋さんに入る。ゴムの馬のオモチャ「Roddy」がお出迎え。かわいい~♪

@その他、花のモティーフがついたニットキャップ(天辺にポンポンのついたもの=いわゆる『正ちゃん帽』である)や、バネのついた大きな動物のマスコット、そしてカラフルなゴミ箱など、普段遣いで使える楽しい雑貨のオン・パレード。こういう雑貨に囲まれていたら、毎日がきっと楽しくなるだろうな。

@再び東急ストアへ。化粧品ショップへ入る。ファンデーションやアイメイクなど、いろんなものを試す。青系のラメ入りアイシャドウを塗りこんだら、目に隈が出来た人のようになってしまった。

@その後、ドラッグストアへ入る。さまざまな薬やライフケア製品が溢れている。各種洗剤やら歯磨やら胃腸薬やら、何でもかんでも揃っている。まさに、清潔ライフの為の雑貨屋さんだ。

@そこを出て反対側の通りにある「ピカソ」へ。ここはかの有名な「ドンキホーテ」の姉妹店だけあって、モノスゴイ品揃え、しかもいわゆる「安さ爆発!」しているだけあって、どの品も他店よりも箆棒に安値だ。しかし何とも安っぽいというか、ジャンクっぽいというか、そういう雑貨ばかり目立つのが球に瑕か。


@やがて日が暮れ、空を見ると雲が空を覆い出していた。とある商店街を歩くと、本屋さんが。目当ての本はないかと見たが、はてそれらしき本はみあたらなかった。ふと写真集が合ったので、見たら、かわいい動物の赤ちゃんたちの写真集が。ウワ~!みんなかわいい~!子犬や子猫、うりんぼや海豹の赤ちゃん、ひよこ、こぱんだ、ベビーコアラ、子象や子ゴリラ…みんな、赤ちゃんはかわいいなぁ。見ているだけで…和むなぁ。

@生き物の赤ちゃんはみんな、無垢で愛らしい。が、野生の世界で生きる生物の赤ちゃんは、その無垢な愛らしさの中に、野生で生きていかねばならぬ者が宿命的に持つ、厳しさを秘めているようだ。


@それを知ってしまっても、どんな生き物の赤ちゃんも、愛らしく見えるなぁ…。でも、この写真集には、イモムシや毛虫など、昆虫の赤ちゃんや魚などの赤ちゃんは掲載されてなかったな。イモムシは「かわいくない!気持ち悪い」という人が多いし(でもイモムシ・毛虫だって、大人になれば種類によっては美しい蝶や蛾、立派なカブトムシになるんですよ!)

@自販機で珈琲を買ったら、なんと、ラッキーセブン(777)が出た!ので、同じ銘柄の珈琲をもう1本買えた。今まで挑戦してきたけれど、成功したのは、これが初めてだ。ウヒョヒョ~!ラッキー!

@…で、一通り三軒茶屋で過ごした後、目黒駅行きのバスに乗りこむ。210円を払って奥のほうの座席へ。ウォークマンを聴きながら車窓から見える風景を眺める。空には寒々とした灰色の雲が重なり合って、今にも雨が降りそうに見える。

@もと来たような、くねりくねった路地道を、バスはのんびり走っていく。走行していくうちに明薬通りをつっきり、祐天寺を過ぎ、中町を通り、そして元競馬場前に来た。あとは大通りを突っ切り、大鳥神社前を抜け、目黒駅前に行くだけだ。

@やっと目黒駅前に到着。駅前で「外国人排斥・参政権授与反対」のプラカード(?)を掲げた人達を見かけた。プラカードには、日本崩壊阻止が如何のこうの、と書いてあったようである。何を今更言わんや、バカなことをしているな、と思った。

@日本はこれから若年人口が一層減ってくる。反比例して老齢者がドバーンと増える。社会を支える若手が必要な時は、外国出身者に来てもらって、永住権と参政権を与える事態を迎えざるを得ないだろう。最早外国人を排斥するような鎖国根性・島国根性にしがみついていては、この島国はこれからの時代を生きられないだろう。

@290円区域の切符を買って、山手線の東京方面行きの電車に乗った。ガタンゴトンと揺られながらウォークマンを聴いている。聴いているうちに駒込まで乗り越した。

@駒込駅のホームに降り立つ。さまざまな看板が並んでいる田端・上野行き方面のホーム。長年見なれている光景とは言え、やけにフォントとかが綺麗で、手作り感が無くなってきたのも目立つ。

@駅中に最近、本屋さんが出来たのを覚えていたので、そこへ向かう。目当ての本があるかどうか…あった!茂木健一郎氏著「笑う脳」(アスキー新書)。“笑い”について独自の深い洞察と達人達との対談をまとめた本だ。

@そもそも“笑い”は何の為にあるのか。今の日本で笑いが受けるのは何故か。その他さまざまな示唆に富んでいる本だ。読んで損はないと断言してもよい(ただし茂木健一郎氏に日頃から嫉妬し、ネットや雑誌などで氏の悪口を言いこいている、『我のみ賢し』的なアホには無理にお薦めしない。そういうアホは、よしんば茂木氏の本を読んでも、所詮某巨大掲示板やアマゾンの書評、そして自分のブログで氏の悪口を書くだけだろうだから)。

@早速購入し、もと来たホームへ戻る。そして最寄駅へ向かって、帰路を急いだ。


@今回の事業仕分けで大幅に削減・凍結された科学関連事業について見直しの動きが出ている。日本の将来を左右する事業には、やはり安易にメスを入れるべきではなかったことが、ようやく政府にもわかってきたようだ。
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