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twitter代わりのつぶやき(←好い加減にしろよ!!) [独白]

☆今日も元気で明るく、またつつがなく行こう!…と起きたら8時。昨日アキバ(秋葉原)の献血センターによって400ml献血をしにいった。その後で寝てしまったので、朝風呂に入ってシャワーを浴びた。

☆TwitterのTL(タイムライン)を見る。いろんなつぶやきが乗っかってきているなぁ。自分はNHK教育「日曜美術館」の荻原碌山と中村屋創業者の一人・相馬黒光との秘められた愛のエピソードと碌山芸術の紹介をツイート。う~ん、濃いなぁ。碌山が彼女と初めて出逢ったとき、すでに相馬愛蔵の妻となっていた黒光。

☆この時から碌山の運命が変わったという。碌山にとって、彼女はまさにファム・ファタル(運命の女)だった。

☆碌山が芸術家を目指したのは、知識と教養に溢れ、芸術に精通していて、なおかつ野心的で、ゆえに女学生時代は「アンビシャスガール」といわれた黒光の影響が大きい。彼女に惹かれ、彼女を愛しつつ、彼は後に日本の彫刻界に革命を起こした…。僅か30年で没する直前に黒光への愛の絶唱「女」を完成させる。碌山が死した時、黒光は彼の棺にすがって泣きつづけた、という…。

☆昨日は新宿・若松河田方面を散策。旧小笠原邸を発見。なんと、都営大江戸線若松河田駅のそば。何時かは来たいと夢に見た、スパニッシュ様式の瀟洒な異国情緒溢れる建物は、今は高級レストランとなっている。

☆1927(昭和2)年の竣工。戦火と、その後の風雪を耐えて、今に残るこの美しい建物は、ステンドグラスでも有名で、本邦初のステンドグラス作家・小川三知の手になるものだと言う。

☆相馬黒光と中村屋で思い出したが、あの新宿本店の名物印度カリーをここ暫く食べてないなぁ。(´ε `);そのカリーをパン生地で包んで油で揚げたおいしい『カリーパン』も。

☆河田町の小笠原邸の話に戻る。庭には鬱蒼とした木々が立ち、金木犀の香りが何処からともなくほんのりと漂っていた。有名なハートやおうむなどのモティーフを使った円筒状の壁に取り付けられたタイル装飾に眼を奪われる。

☆建物の裏側に回って、咲き乱れる草花を見つめつつ、裏に開ける瓦礫ばかりの空き地に通ずる、これまた瓦礫と土塊ばかりの坂道を降りていくと、余丁町と言うところに出る。そこから大回りして市ヶ谷に戻り、やっとこさ帰途についた。

☆余丁町の裏通りを散策しながら、路地のブロックに飾られた花々に心を奪われる。秋のやさしい風に揺れて、一人咲く薔薇を見たとき、香りをかいで見たくなり、かいだら愛の香りがした。

☆愛を掌る女神はヴィーナス、薔薇は彼女の愛する花、彼女の化身…。私はそのとき、ヴィーナスの歓待を受けたのかもしれない。無論これも我が脳内の仮想による。

☆街を散策しながら、嗚呼、我も愛にいだかれていたい…とふとロマンティックな仮想を脳内で発生させている自分がいた。秋ゆえに切なさも伴う愛への渇望。おお、我もまた人と同じように人の愛を受けたがっているのだ…!

☆そんな気持ちを抱いたまま、市ヶ谷方面までとことこ歩き、やっとこさ、帰途に着く。

☆でもって、朝起きて朝食を取り、TVを教育テレビに合わせたら、「日曜美術館」。碌山と黒光のかなわぬ純愛のエピソードが。愛は絶望的な障壁があればあるほど純粋なものに高められるのか…。相思相愛であったのに、何をやってもかなえられない純愛を、碌山は僅か30年の生涯の終わりに一つの作品に込めた。その絶作「女」は、彼のファム・ファタル、黒光の姿をしていた。

☆若し自分にとって、運命を変える存在が我が目の前に現われたら、果たして碌山のように、壁があってもその相手を愛しつづけられるだろうか??
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