立冬は過ぎたが…。

＠昨日は暦の上での、冬の到来を意味する「立冬」だった。しかし当日の昼間は、あにはからんや、冬の到来とは思えぬ温かな陽気。

＠一日中、家でこうして（Twitter目的なんぞで）PCを弄っているのも何なので、好きな絵を描いたり、好きなTVを見て過ごしたりしていた。なんともまったりした、立冬の日であった。

＠尖閣諸島沖での漁船激突ヴィデオ映像が、「sengoku38」というハンドルネームの人物によってYouTubeに投稿され、（注: その後この人物は「あっ！しまった」と思ったのか、投稿した映像を削除したそうだが、時既に遅く、他の多くのユーザーによってコピーされ拡散してしまったようだ）その後、ウェブやTVメディアを中心に騒動となっている件。早速、検察が捜査をおっぱじめ、海上保安庁は被疑者を特定しないまま告発した。

＠いわゆる“犯人探し”が本格的に始まったようだが、このことは、最早「国の免許」を貰って営業している既存のメディアによる情報の「囲い込み≒独占」が不可能になったことを意味するのと、あともう1つは、警察の機密情報リーク事件の場合と同じく、日本の機密情報管理が如何に“大甘”であるかというのが、この映像流出によって世界に知れ渡ってしまった事を意味する。

＠それにしても、中国側に気兼ねしていたのかどうか分からないが、兎に角この映像を一般国民に公開せず、機密にしておこうとした日本政府側の目論見はこの流出事件よって完全に崩れたようである。

＠国会でこの問題について野党側が、与党や首相の菅直人を追及していたが、「YouTube見ていない」という菅の一言には呆れた。今はもうウェブが既存メディアをリードすると言う時代なんだから、一国の首相たる者も、YouTubeくらいは見たほうが良かったんじゃないのか。あの鳩山由紀夫だって、Twitterを使って自分の近況なんかを発信しているんだからさ。


＠千葉ロッテマリーンズが、パ・リーグ3位から、クライマックスシリーズを勝ち上がってリーグ優勝を決め、セ・リーグチャンピオンの中日ドラゴンズと日本シリーズで死闘！おととい、昨日と続けて延長戦を制したのはマリーンズ！まさに「下克上」だ!!　

＠昨日の試合を家人とともに見ていたが、試合の序盤で、マリーンズの先発でアンダースローの名手・渡辺俊介の肩にアクシデント。その後、3－2とドラゴンズのリードを許すが、5回、キャッチャー里崎の2点タイムリーなどで同点に。そして、7回に金泰均（キム・テギュン）のタイムリーヒットで逆転。9回に再び追い抜かれたものの、延長11回から伊藤が抑えた。12回、四球と犠牲フライで2死二塁とし、岡田がライト越え三塁ヒットを放った。

＠ドラゴンズは9回、小林宏を責めて追いついたが、4イニングめに入った浅尾が打たれた。そして…勝負は延長12回の末に決まった。

＠マリーンズは、ボビー・ヴァレンタイン前監督の時代以来5年ぶりの日本一に。同時に3位から、初の日本シリーズ優勝という快挙を見事、成し遂げた。

＠“うぉ～!!”　“シュバシュバシュバァーッ!!”　…優勝後のシャンパンファイトならぬビールファイトで、チームは勝った喜びをみんなで全身で表現していた！

＠…翌日、千葉県のデパートやスーパーでは、『マリーンズ優勝おめでとうセール』が早速始まり、目当てでやって来たお客さんに千葉ロッテのキャラクターたちから「コアラのマーチ」がプレゼントされた。（ここまでやったチームも偉いが、応援してくれたファンもまた偉い!!）

＠俺はドラゴンズのファンでも、マリーンズのファンでもないけれど、TVで例の死闘を“ちょい見”していて、いやァ、これあ凄いなぁ、と感じざるを得なかった。両チームとも全力ガチンコ勝負だったからだ。マリーンズ・西村監督とドラゴンズ・落合監督とは、かつて同じロッテ（当時はロッテ・オリオンズ）でプレーしてきた同僚同士であったという…。何とも深い因縁を感じもする、今年の日本シリーズであった。ま、何はともあれ、千葉ロッテマリーンズ、優勝おめでとう！

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