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ツインズ。 [雑文]

@このところ、駅伝関係が気になっている。なかんずく、今回の箱根駅伝で昨年早稲田に21秒差で抜かれて涙をのみ、其処から必死で這い上がり、見事完全勝利という形(10時間51分39秒)でリベンジを果たした、東洋大学のチームに興味がある。

@山の王者・柏原が抜けても、また新4年生の層が薄くても、東洋の新3年生にはエース級がいる。それも双子で。

@ことし往路2区を走り、早稲田チームを逆転してトップに立った設楽啓太と、その弟で復路7区に当日エントリーで出場し、走りぬいて見事区間新記録を勝ち取った設楽悠太の兄弟である。

@この設楽ツインズ、何でも2年前に箱根の東洋大の走りを見て、ふたりで「この大学に入りたい」と思い、願いを遂げて東洋大の陸上部に入ったというエピソードの持ち主。八重歯まで似ているというあたり、こいつらは(たぶん)一卵性のツインズなんだな。

@にっこり笑った笑顔がみょーに可愛い啓太と、髪がくせっ毛の悠太。余りに可愛すぎるこのツインズは、入部当初こそ「ひ弱な奴」との印象を持たれていたらしく、負けレースになると、かわいそうに戦犯扱いされるしまつだったと聞く。

@私はここ数日、ネットサーフィンで東洋大関連の情報を閲覧しているうち、このラブリーなツインズが、今年の箱根に向け、一皮も二皮も剥けた成長を遂げていたことを知った。特に弟の悠太は、情報によると去年、実業団のチームと一緒に苦しい練習に励んでいたという。この時に彼が蓄えた血肉と精神が、今回復路7区での区間新記録に繋がったのだと思う。

@柏原竜二という偉大な業績を残したエースが去っていく今シーズン。今年の東洋大学・鉄紺軍団で、次の時代のエースとして光を放つのは、間違いなくこの設楽ツインズだ。

@あどけない表情が、普段はトテモ可愛い彼らだが、レースとなると豹変する。2人ともポーカーフェイスでロードを走りぬくタイプ。今年の箱根駅伝で、2区を走る啓太、7区を走る悠太の表情を見ていたが、ホトンド表情を変えずに走っている。

@然しよく観ると、眼つきだけは心なしか鋭くなっているのだ。中継所が近づくにつれ、それがだんだん鋭さを増していく。

@そして、次のメンバーに襷を渡した後は、ぜいぜいしつつも余裕のある顔になっている。…こいつらは本当に只者じゃないな。


@ところで、宗兄弟の昔から、ロードを走るランナーには何故かツインズ系が結構数いるように思えてならない。

@聞けば、設楽兄弟の前にも東洋大には双子ランナーがいたというし、あの柏原も実は双子の弟だというではないか。城西大学にいる村山というルーキーには、駒大のチームにいる謙太と言う双子の兄がいる。

@いずれにせよ、そういうエピソードを知るだけでも、箱根駅伝という、地獄のロードレースが面白く思えてくるではないか!


@何はともあれ、設楽ツインズの活躍が今から楽しみだ。来年の箱根ではまた一皮二皮むけまくった姿を見せて、箱根八里の地獄のロードを、ポーカーフェイスで走りぬいてほしい。\(^o^)/そして大いに、チームの勝利に貢献して欲しい。


@柏原で思い出したが、「紅茶の美味しい喫茶店」というフレーズの歌をヒットさせた、柏原芳恵は今ごろ如何しているんだろ…。
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