SSブログ

2014-05-17

☆今日と明日は休みだ。

☆退屈で退屈でどうしようもないくらいだ。

☆集団的自衛権の問題で与党同士の協議が始まったが、国に危険がせまったら、出来得るだけ従来の憲法解釈の範囲内で対応できるようにするべきと、与党第2党である公明党には望みたいところだ。

☆ウェブではなんでも自民党のいいなり、なんてことを言っている人もいるらしいけど、そうなってしまっては赤っ恥をかくだけだろう。

☆兎にも角にも自民党の「暴走」は止めなくてはなるまい。

☆それにしても外は本当に良い天気だ…(^o^) こんな日に外出しないなんてある意味、大損だなァ(+_+;)

☆「R.U.R」(Rossumのユニヴァーサル・ロボット)を読了。読めば読むほど、人間とは何か、生命とはそもそも何か…ということを、何時も考えさせられる。

☆ 序幕でR.U.R社社長のドミンが言うセリフ「(中略)ロボットたちは生きることに執着していないのです。そもそも、何のために生きるかを知らないし、生きる喜びを持たないのです。あの連中は雑草以下なのです」

☆この言葉は、今の若い世代に対する大人たちの侮蔑的感情と通底すると思う。何時の時代も大人は若い世代を下に見てバカにするものである。上のドミンのセリフのように若者を「雑草以下」「ロボット」とみなし、「何のために生きるかを知らないし、生きる喜びを持たない」と決めつけてかかっている。(それを言わせているのは一般に『誰かに言われないと動かない』『自分でものを考えない』と論評されがちなタイプの若者なのだが)それは高齢少子化社会の今日、ますます強まっているように思える。

☆少子化でただでさえ、若い世代は減っている。その上3万人を超える自殺者の多くは若者という。以上の理由で減り続け、ますます「貴重な存在」と化しつつある若者を、いまだに雑草以下だのロボットだのと見下して、ハラスメントだの時間外の過重労働だのをさせている大人世代のたくさんいる企業はある意味「R.U.R」と同類かまたはそれ以下だろう。

☆若者を馬鹿にしている奴は、同じ理由で女性や障碍者を見下しているのかもしれない。昨今こそ彼等の企業への採用は増えてきたが、つい1,2年前までは彼等は、出産などでいったん辞めたあと、復帰が難しかったり、運良く復帰しても正社員でなくパート扱いになったりしていた。

☆障碍者に至っては初めからアルバイト扱いで、何時でも時が来れば使い捨て出来るようにしたり…「人間」としてみなさず、使い捨ての「部品」のように扱われていた。

☆こういう状態を少しでも変えようと、今、各地で必死の取り組みが行われているそうだが、生憎主要メディアがそれを取り上げることは非常に少ない。

☆少子化への取り組みは、思うに、少なくとも90年代あたりから始めれば、深刻な事態は避けられたのではないか。90年代にかけて役人や政治家たちがバブルに踊ったせいで、そういう先手は打たれることなく、今日まで来たのかもしれない。

☆若者を見下す年長者の存在、子育て中の婦人に対する社会的な冷遇、高齢者の増加と若年層の消滅。少子化に起因する労働力の減退…。これらが日本と言う島国世界を文字通り「沈没」させない為にも、少子化や婦人の子育てと仕事の両立をやりやすくする政策に、もう遅いけど真摯に取り組むしかあるまい。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。