UFOは脅威とは言えないー専門チーム廃止・英国防省

＠共同通信・ロンドン支局からこんなニュースが入って来た。

＠英国の国防省は、今月4日までに、UFO＝未確認飛行物体の目撃証言の収拾や分析を60年近く続けてきた専門チーム“UFO班”を廃止した、という。

＠同省は、「（UFO調査に）防衛上の利益を見出せず、防衛予算をこれ（同）に使うのは不適切」と説明しているとや。

＠同省は1950年代以降、電話やeメールなどで、市民らからUFOの目撃証言や写真などを募集してきたが、「どの情報も英国に（UFOの）潜在的脅威があるとの証拠とはならなかった」として、これらの連絡手段を廃止した。さらに、たった1人の専従担当者も他の部署に異動となった、という。

＠フェルミのパラドックス（＝地球人と接触可能な地球外知的生命体がいると期待できるのに、実際には地球人はそんな知的生命体と接触した確たる証拠はないという矛盾があるということ）（出典；Wikipedia）にもあるように、どんなに数万年、数億年も科学が発達した種族であっても、銀河や星雲を横切り、何万光年、何億光年もの距離を、光をこえた速度で飛ぶ乗り物をつくって飛行し、地球にやって来る、というのは、敢えて不可能とは断言しないけれども、それに極めて近いくらい、難しいコトなのではなかろうか。

＠結局、UFOなどというのは、地球人が宇宙の奥深い神秘に憧れて拵えたファンタジーの産物であり、その産物が地球を襲撃する潜在的脅威があるなんてことは、当然ながらただの一つもなかったのだ。

＠おそらく、これで英国当局が本気になって、UFOの調査に乗り出すことはなくなったわけである。UFOの調査は、宇宙好きのマニアたちに、これからは委ねられることになるのだろう。

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