柔らかでしなやか、しかし強靭な

＠この憂き世で、生き抜いていけるのは、如何いう精神の人なのか。


＠世の『常識』にがちがちに精神を縛られた、世間の風潮に言いなりになって動く人か。内面に何の哲学も思想も信仰もない、フニャフニャ精神の人なのか。はたまた、絹のように柔らかでしなやか、しかし強靭な覚悟を内に秘めた魂の持ち主なのか。


＠答えは明らか。一番最後に書いたタイプだ。自己の内面奥深くに確たる人生哲学を持ち、絹のようにしなやかで、やわらかい精神、そして『臨終正念』という生きるための強靭な覚悟を備え、平素はいつもニコニコしている人だ。

＠そういう人は、下を向いて『不景気だ』『世の中暗い』などと愚痴や文句をこぼすことはまずない。何時も前向きに、明るく日々を送っている筈だ。

＠そしてそんな人は『何時臨終を迎えてもいい』ような覚悟をもって生きている。そいでもって、何処か真剣である。

＠如何に世が荒れようと、強くしなやかに、覚悟を持って、我も生きたいものだ。

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