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らくだ!らくだ!らくだ! [雑文]

@からだの高さが4mもある大型のらくだ。ごく最近発掘された10万年前の化石生物で、ひとこぶらくだの祖先らしい。

@高さ4mだなんて、象ぐらいの高さはあるやつだったわけか。かなり巨大ならくだである。

@発掘現場の周りには、ホモサピエンス・ネアンデルターレンシス(ネアンデルタール人)や現代人型ホモサピエンスの骨が沢山一緒に出ていることから、狩の対象だったと思われる。らくだはもともと乗るんじゃなくて、捕まえて食べるものだったのだ。

@因みにひとこぶらくだは、紀元前6000~5000年前に家畜化された。

@らくだ、といえばキャラバン。砂漠の隊商がたくさんのらくだに、水と食糧などを積ませて、サハラ砂漠を行き来する光景が眼に浮かぶ。童謡「月の砂漠」にも、王子と姫を乗せた2頭のらくだが出て来る。おそらくこの歌は「サハラ砂漠のらくだ」をイメージしてつくられたのだろう。サハラのらくだはひとこぶらくだで、いかにも砂漠の国の王子と姫が乗るに相応しい。

@ゴビ砂漠のらくだは、こぶが二つあるふたこぶらくだで、ひとこぶよりは乗りやすそうだ。ふたつあるこぶとこぶの間に鞍をつけ、そこに乗ればいいのであるから。それこそ「嗚呼らくだ…楽だ…」というわけだな。

@らくだのこぶにはたしか水分と脂肪が蓄えられていて、ある一定期間食べ物を取らなくとも、このこぶの中の養分で十分やり過ごせるということを、何かの本で読んだことがある。もっとも、中の養分を使い果すと、こぶがしぼんで垂れ下がってくるので、その時にたくさんえさと水を与えなければならない。

@らくだの顔はとてもユーモラスで可愛い。睫毛が一見長くてチャーミングだが、これは砂嵐から眼を守るために長くなったもの。小さな耳やウサギのような鼻と口もチャームポイントだ。

@不思議なのは、らくだには、ひとこぶとふたこぶしかいなくて、何故みつこぶとかよつこぶがいないのか、ということだった。ひとこぶとふたこぶ以外のらくだは、こぶなしのらくだに近い仲間(リャマやアルパカなど)を除いて、自然淘汰されてしまったのだろう。

@…とまぁ、らくだについて僅かに知っている事だけを書いてみたのだが、要するにブログのネタが無くなってきたからで、朝日コムに大きならくだ化石が出て来たというニュースがあったので、それをネタにして書いてみたのである。あしからず。


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