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「タコの滑り台=タコの山」のこと。 [雑文]

@05/17更新分エントリー(「緑の初夏。・恵比寿・タコのいる公園・」)で紹介した“タコの滑り台”はネットで調べて見た所、前田環境美術㈱さんという会社が製作されているものだということを、同社のサイトを拝見して判明した。

@それによると、最初は、頭がなく胴体だけのつくりで、“石の山”と呼ばれていたそうな。そのうち、社内の誰かが、「これ(石の山)に頭をのせたらタコになる」というある人からの注文を受け、それらしい頭をつけてつくってみたところ、見事タコの姿になった。それ以来、この遊具は“タコの山”あるいは”タコ山”と呼ばれるようになったとかや。


@“タコの山”は数ある公園遊具の中でも、人気の高い部類にはいるようである。たしかに、あの姿は本当に愛嬌があって、面白い。子供達も飽きずに遊べる。だから公園を改修する際に、“タコの山”だけは残して欲しい、という地域の人々の要請も多いという。

@足立区のある地域では、子供達の為にこれだけは遺してくれ、という町の人々の請願もかなってか、2000(平成12)年頃、移設・修繕され、ちゃんと残されることになったのだという。


@私が17日に恵比寿東公園でみた“タコの山”は、全体がやわらかいピンクに塗られていて、ほぼ綺麗に保たれていた。しかし、頭の左横にマジックによるものだろう、変な落書きがしてあったのが玉に瑕(きず)であった。この“タコの山”の場合、落書きはそんなに大きいものではなく、微々たるものではあったが、他の公園の“タコの山”ではこれよりも酷い落書きがされているのかもしれない。


@しかし同公園の“タコの山”は上に書いたように、ホトンド見事なまでの状態に保全されている。「タコの山公園商店街」という名前を、駅前の商店街につけるくらいだから、恵比寿の人々が同公園の“タコの山”に寄せる思いは、きっと並々ならぬものがあるのに違いない。


@ちなみに、私の住んでいる所の、最寄駅のすぐ近くにある公園では、“タコの山”ならぬ“河馬の山”というべき、河馬をかたどったコンクリ製の滑り台がある。これも公園が再整備する時には、“タコの山”にとって変わるのだろうか。それとも、撤去という悲しい運命を辿るのであろうか。
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