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2008-06-10

@一昨日、秋葉原で17人を襲い、7人を死に追いやった無差別殺傷事件の容疑者は、事件前、携帯サイトに「どうせ俺は社会的信用無しですよ」とか「女がいれば仕事を辞めることも…携帯依存になることもなかった…いつも悪いのは全部俺」などといった、“被害者は俺だ、悪いのは周囲だ”というトーンで書きこみを残していたという。当局の調べでは、これらの書きこみは本人によるものとの可能性が濃厚だという。

@一見して浮かび上がるのは、あまりにも重篤な、被害妄想に獲りつかれるあまり、周りに嫉妬し憎悪を募らせる、情けない男の姿だ。

@被害者意識に獲りつかれたあまり、悪魔そのものと化し、今回の犯行に及んだ男。この男のおこした例の事件が切っ掛けとなり、アキバのホコ天がなくなる公算が強まっている、というニュースを某新聞のネット版で見た。いよいよ、このアキバでヲタが築いてきたサブカルチャーが、これで消滅するかもしれぬ、という、あくまでも私的な予想を前日の記事(08/06/09)やサブブログ「ガラテア通信 ブログ板」で書いたが、まさかその予想が現実味を帯びるとは。
@短大時代にミリタリー系に獲りつかれ、敵を倒すような擬似殺人ゲームに夢中になっていた、との証言もある。亡くなった7人の方は、何れも一突きで絶命させられた。ヴァーチャルな殺人ゲームで覚えた快感を、今度は本物の人間で味わいたかったのだろうか。

@アキバからホコ天がなくなれば、他の繁華街、たとえば、銀座や新宿などからも「今回のような無差別な殺しがあると怖いから」との理由で、ホコ天をなくそうという動きが大きくなることが予想される。しかし、そうなると、もう観光資源としては期待できなくなってしまうだろう。

@また、容疑者がナイフで犠牲者をたった一突きで殺した、ということは、殺人ゲームで、人間は何処を指せば一発で死ぬか、ということを覚えたから、ということは容易に想像できる。殺人ゲームにハマっていくうちに、次第に本物の人間を殺したくなるという衝動が、彼の中でその時から芽生えてきたのだろうか。

@彼の背後にあるのは、今の日本がかかえている例の問題(先進国なら何処でも大なり小なり、そうなのだが)が黒い影のように潜んでいる。その問題をメディアが必要以上に煽りたて、それにより彼も被害者意識を大きく膨らまし過ぎた結果、あの事件を起こしてしまったのかもしれない。(彼に同情するツモリは無論、毛頭ない)

@ともかく、今回の無差別殺傷事件により、これからのアキバが、大きく様変わりしていくことだけは、間違いなさそうだ。
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