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夏の最後の読書。 [雑文]

@きょうも、また昨日までと同じパターンの天気。午前中太陽が顔を出し、こりゃ晴れたかと思いきや、12時ごろにザザーッといきなりのスコール。

@日本列島、九州から東北まで、この体たらくの空模様。ゲリラ的な天空からの、水弾(すいだん=水のミサイル)総攻撃は、今日いっぱい続くだろう。

@今月の初めに、ヴェルヌの「十五少年漂流記」を買って読む。あやしい島に漂流した15人の少年たちが、島で様々な体験と冒険をしながら、それぞれ人間的に大きく成長していく物語。15人みんなが心を合わせて、自分たちの前に立ちふさがる、様々な問題を解決していくさまが素晴らしく、読後感は悪くなかった。

@都内某所の本屋で、大江健三郎「治療塔惑星」、ゴールディング「蠅の王」を試し読みした。「治療塔惑星」はいっそう荒廃する未来の地球と宇宙が舞台のSF。女の手紙形式で物語が進められ、飛ばし読み程度だったが、何ともいえない、何か”ぬるり”としたような、不思議な読後感におそわれた。

@そんなこともあって、「治療塔惑星」の購入を断念。以前、脳科学者・茂木健一郎の手になるSF「プロセス・アイ」を二度ほど読んだが、なんだかそれとよく似た、何か”青々としたぬめり感”を伴う、どこか不安定な読後感だったから。

@「蠅の王」はかねてから一度は読んでみたいと思っていた冒険小説。こちらは「十五少年漂流記」とは正反対のストーリーだということは聞いて知っていた。具体的なストーリー展開は全くわからないので、じっくり読んでみるつもり。

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