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ジョン・レノンとパールハーバー(2) [雑文]

@またジョン・レノンの命日であるこの12月8日は、1941年、ハワイのパールハーバーで零戦が、宣戦布告亡き攻撃で、米海軍戦艦アリゾナを撃沈させ、アジア・太平洋戦争が始まってしまった日、すなわち、日米開戦の日でもある。

@しかし、少なくとも日本の世間では、パールハーバーのことなんか大方忘れてしまって、歴史の霧の中にその事実が消え失せようとしている、そのように見えてしまう。

@無理もないだろう。我々から下の世代にとっては、日本軍がパールハーバー攻撃を仕掛けたことよりも、ジョンが熱狂的な自分のファンだった男に刺されて死んだ、そのことのほうが記憶に深く残っているのだから。

@時間軸を眺めれば、ジョンの刺殺事件は、パールハーバーで戦艦アリゾナが零戦に沈没させられた日からほぼ40年めに起こったことなのだ。関係なさそうな二つの出来事の間につながれた時空の糸。何かを破壊する、という観点からみれば、二つのこの歴史的な事件は、恐ろしく共通しているといえまいか。

@今も、世界の何処かで、ジョンをトリビュートするコンサートが開かれ、ジョンやビートルズゆかりの品物がオークションにかけられ、篦棒な値がついて落札されている。

@一人一人の個に価値をおく世界の構築には、今世界中で多くの賢人が思索しているはずだ。生物学の観点からのアプローチ、あるいは、脳科学からのアプローチを考える人もいる。

@だが、何処かの国の、政治家のレヴェルでは、未だに政権の駆け引きばかりやっている。漢字が読めないKY首相と、ポピュリズムの王様のような野党第一党々首が、きょうもまた国民の不安そっちのけで、何時、決着がつくかわからぬ綱引きを繰り返している。もう好い加減にしろ。

@それよりも、個々人の個性を如何にして煌めかせ、のばしていける社会を作れるか?この点について政治家は、ない知恵を絞りきってでも、考えてほしい。
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