「肩書き」と人間。

＠世の中には、いろいろな肩書きというものがある。官僚、国会議員、地方議員、医師、教師、大学教授、警察官、自衛官、看護師、保育士、消防士、調理師、会社役員、一般社員…俳優、女優、声優、ホステス、ホスト、ポン引き、ストリッパー…などなど。

＠上にあげた以外にも、もっと沢山の「肩書き」が世の中じゅうに溢れている。心の眼を凝らしてよくよくみると、みんなの首に、各々、「会社員」「ホステス」「料理人」とかいった肩書きの「タグ」がついているように見える。

＠そう、いろんな「肩書き」は、その人のいま所属する職業や部署を表すに過ぎない、単なる「タグ」でしかないのだ。


＠世の中には、そうした「タグ」に過ぎない肩書きをカサに着て、弱い者をいじめている奴がいる。そういう奴のまねをして、ガキが自分よりも弱い立場の人をいじめているのも多々見かける。


＠人間の価値は「タグ」＝肩書きがどうかで決まるのではないのは自明の理のはずだ。その人が何の為に、何を為したか、でその人個人の存在価値が決まってくるのだ。

＠官僚や国会議員など、肩書きが高級な人間は、断じて卑しい肩書きを持つ者をいじめたり、蔑んだりすることは許されない。ましてや、民衆の税金で、無駄で高価な買い物をしたり、所謂「大名旅行」などに興じてはならない。


＠肩書きに相応しい高潔な行動をするのが、高級な肩書きを持つ者の、生涯にわたる責務である。少なくとも、私はそのように考えている。

タグ：肩書き 地位 人間の存在価値

コメント 1

小生が一番みっともないと思うのは、
「元・やんたらかんたら」というやつですわ。＼(^o^)／
「元・首相」「元・幹事長」....
みっともない！！＼(^o^)／
by Kimball (2009-02-08 20:31)