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動く癒しっこぬいぐるみ「パロ」ちゃん。 [雑文]

@昨日TVのニュース番組を見ていたら、赤ちゃん海豹のかたちをした癒し系ロボットぬいぐるみ「パロ」のことが出ていた。ギネスブックにもシッカリ認定された、コミュニケーションロボットで、日本よりはるかに福祉の進んだデンマークなどヨーロッパ諸国でも、老人施設に入っている方々に愛されているとか。

@実は私も以前、この「パロ」を、お台場の科学博物館で観て、さわってみたことがある。実にもこもこしていて、キューキューと鳴くのがとてもかわいらしかった。「パロ」は、相手を認識する機能があり、相手を見て反応して、キューキューと鳴く。それが何とも可愛らしいので、2003年頃の登場以来、如何やら根強い人気を獲得しているようである。

@この「パロ」は、実はなんと(表面あたりだと思うが)一匹一匹手作りで作っているらしい。可愛らしい眼についている睫毛は一つ一つ丁寧に人の手で植えこまれている。

@デンマークでは、認知症のお年寄りが入所している老人福祉施設で、この「パロ」が引っ張りだこだという。柔らかい手触りが老人達の心を和らげ、刺激し、精神を活性化させているようだ。

@以前良く知られた「アイボ」は、冷たいプラスティックのカタマリだった。どれだけ可愛らしく動いても、冷たい「ロボット」を実感させ、とても「パロ」のようにはいかず、さほど普及もせず、消えてしまった。

@「パロ」は、赤ちゃん海豹の格好をしていて、フワフワした白い毛で覆われているので、触っているだけで、暖かさが感じられ、気持ちがほわ~んと和んでくる。まさにささやかな癒しにはピッタリの、ロボットぬいぐるみだ。

@日本の老人福祉の現場にも、これをもっと普及させたら、お年寄りたちの笑顔も輝き、介護福祉士たちのストレスも幾らかは軽減されるように思えるのだが、如何せん厚生労働省は、この「パロ」をもっと普及させることを、あまり考えてくれてはいないようだ。
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