きょうから6月、雨の月。

＠きょうも生憎の不安定な天気。やはり、梅雨の前触れ？


＠1日（ついたち）は月の始め、先駆けのしるし。時代に先駆けるべく疾走する魂は、常にとどまることを知らずや。


＠トップランナーの栄光と悲哀。物事は常に光と蔭が交錯するもの。先を行く者がいる一方で、時代とともに消え行くものもある。

＠多摩川に迷い出ていたアゴヒゲ海豹（あざらし）のタマちゃんは、今ごろ何処にいるのだろう。海豹が川に迷い出るということ自体、実は地球の調子がおかしくなっているという、ひとつの証拠だと思った者は、あの時、タマちゃんを見に来た人々の中に、いったいどれだけいたのだろうか。

＠そういや、釧路湾にてプカプカ浮いていて、みんなの人気者になった“ラッコのくぅちゃん”。既に釧路湾を出て、北海を目指しているのかもしれない。

＠昼間コンビニを覗いたら、いまだに売っていた『禁煙パイポ』。世が今や禁煙に動き出している時代、パイポよりも売れているのは『ニコレット』だったりする。「私はこれで会社をやめました」のCMが今では懐かしい。果たしてパイポは、この先もコンビニに置かれ続けるのだろうか？

＠先を走るものあれば、消え行くものもあり。いまあるものも、数年経てば、姿が変わり、あるいは消えてしまっているかもしれない。世というものは、先は如何なるのか、予想しきれない。まさに偶有性というものは、外界も、我が人間自身も、生き物も、すべて内包する天然の法則に違いない。