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10/0404. [雑文]

@昨日、九州~東海地方が梅雨入りと、気象庁から発表があったそうな、関東もそろそろ梅雨入りだ。


@昨夜の「プロフェッショナル仕事の流儀」に出ていた乳腺外科医の中村清吾さん。乳がんと闘う患者さんたちの、苦悩や辛さに真摯に向き合い、声に耳を傾け、看護師やアシスタントの医師と共に、全力を尽くして治療にあたり、その後の患者さんの人生をもサポートする。

@その姿勢、やりかたに、『医術は仁術なり』という、昔からの医療のあるべき原則を垣間見れた。


@最近は、何処の病院も、医者が過労でぶっ倒れ、挙句に命を失う、重病の患者が、あちこちの病院で受け入れを拒否され、たらい回しにされた挙句、救急車の中で息を引き取る、入院中、些細なミスが患者の命を奪う…医療現場の荒廃・崩壊が言われ続けて久しい年月が経つ。

@この根底には、患者を単なる検体、モルモットとしてしか見ず、一個の人間であるという見かたが出来ない。またはお金儲けの手段としか見ていないというのがある。またもう一つ、医者や看護師の長時間労働も、医者が患者と向き合う心を奪っている。

@医者も看護師も奴隷のように働かされてくたくた、最早正しく患者の病や心と向き合う余裕を失って、ややもすると致命的なミスを冒し、患者を死に追いやる…。これが、医療現場で起こっている崩壊悲劇の実情なのではないか。その他にもいろんな問題があると思うが、これらの問題がこの国の医療を侵蝕していく。

@中村さんらの姿勢には、そんな医療崩壊を食い止める、大きなヒントが秘められているはずだ。
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