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私達は、果たしてその“自覚”があるのか? [独白]

@かの有名な世界人権宣言の起草に尽くしたエレノア・ルーズベルト大統領夫人。「アメリカの人権の母」としてつとに知られる人権活動家だ。そのルーズベルト夫人が言うには、

 「私が深く確信すること。それは“私達の歴史は、私達が作っている”ということです。歴史がどのような方向に進むかは、私達の選択によって決まります。その選択は、人々の持つ思想、信念、価値観、そして夢から生まれてくるのです」

@非常に深い言葉であり、我々にとっても、一つの鏡とすべき格言である。自分達の歩んでいる歴史は、個人史であろうが、世間史であろうが、生活史であろうが、科学史であろうが、全て我々自身が選びとって、作っているものの筈なのだ。


@しかし、今周りを見まわすに、果たしてそのような「自分達が歴史を作っている」という「自覚」を持っている人がどれくらいいるのだろうか?

@そもそも、私達には、「自分達の歴史を自分達で作っている」「歴史の方向性は自分達の選択次第で決まる」という自覚があるのであろうか?

@答えは…限り無く「NO」に近い。歴史を構成する主役は実は自分達自身であることに無自覚でいるうちに、この島国は、一見して低迷しているような方向に向かってしまった。

@もっと我々は、自分達の歩むべき歴史、若しくは未来に、「これは自分達次第で決まってしまう」という危機感にも似た自覚と責任を持ったほうが良さそうだ。
タグ:歴史
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