醜いオバサン、オヤジ。

＠思ったことを、片っ端から口にすると、実にみっともない。が、それを意に介さないと、「女性」は醜い「オバサン」に、「男性」はみっともない「オヤジ」になっていく。

＠鬱陶しければ、ああきょうはなんて鬱陶しいのかしらねェ…などと、すぐにそれを口にする、傍にいる人はその言動にますます鬱陶しさを覚えるはずだ。

＠「オヤジ」の場合は、「あぁ、暑苦しいなァ、なんとかならんのかねェ、ん？君？？」とか言い出して、かえって周りに暑苦しさを振りまき、威圧感も加わって、周りはいやな気分になる筈だ。

＠こういう言動は、専門家に言わすと、「無意識のタレナガシ」なんだそうだ。自分が感じている、思っていることを、無意識につい口にダバダバ…と工業廃水のように垂れ流してしまう。そういう人は心の中に「秘密」をしまっておけない。隠し事が出来ないのだ。

＠隠し事、というと、マイナスなイメージを抱く方も多かろう。しかしこれは、思っていることをなんでも口にだして言わないという、心の節操を意味していることがある。

＠人前で口にしていいことと、悪いこととの、区別を自らに課すことから、それは始まる。若者にいやがられる、みっともない「オバサン」「オヤジ」にならないためにも、心の節操の励行を心がけたいものだ。

＠そうだ、ネットで、ちょっとした記事にロクでもないコメントを寄せる連中も、一種の醜い「オバサン」「オヤジ」なのかもしれないな。

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