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タンジブル(触れる)コンピューティング。 [雑文]

@TBS系「夢の扉」(毎週日曜午後18:30~)を見る。

@MIT(マサテューセッツ工科大学)メディアラボ主任教授の石井裕氏がメンバーと共に研究を進めているタンジブル・コンピュータ。石井教授は以前NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」でもそのフロンティアぶりが紹介された、デジタル世界の革命者でもある。


@砂に見たてたビーズとブロックを手で遊ぶだけで、モニターに地形が映し出される装置や、光るテーブルの上におかれたコマ(パック)を捜査するだけで音楽を生み出せる「ミュージックパッド」、同じく光るテーブルに置かれたビンの蓋をポンと開けるだけで音楽がなる「ミュージックボトル」、さらにはコンピュータに接続されたカメラを仕込んだブラシでものを触るだけで、何でも「絵の具」に変えて、モニター上でお絵描きが出来る装置などなど…。コンピュータをマウスとキーボードから“解放”したというべき、驚くばかりの装置が考え出されている。

@石井教授は、現在の人とコンピュータとの付き合いを、根本から変え様としている。つまり、もっとフレキシブルに、有機的に、楽しく遊ぶように、五感を喜ばせるような、デジタルとの付き合いかたを生み出そうとしているのだ。

@トム・クルーズ主演の映画「マイノリティ・レポート」でも紹介された、遠隔操作でモニターに映された映像を自在に動かすテクノロジーも実現させた。近未来映画のテクノロジーが実際化した画期的な一例と言えるだろう。

@彼の研究が一つ一つ実を結べば、デジタルの世界は、様相を一変するだろう。もっと人に優しく、使いよいデジタルツールの誕生も夢ではないだろう。


☆   ☆   ☆   ☆   ☆


@このように、コンピュータの未来は、前途が明るく拓かれているように見える、が!しかし、今の段階ではまだまだ明るくない領域もある。ネットにアクセスし、画面を見れば、くだらない書きこみと悪意のコメント、赤面必至のエロ画像、倫理に反する児童ポルノやその他不適切な映像、悪質なサーヴィスへの誘いこみなど、危険がいっぱいだ。

@テクノロジー面では明るい未来が開けそうだが、倫理の面ではまだまだ問題が山積しているデジタル&サイバー世界。倫理と技術の同時進歩が望まれる。
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Kimball

NHK「仕事の流儀」でみた、あの、
外部HDDを貼り付けた
Macをまだ使われていたのでしょうか?\(^o^)/
by Kimball (2009-08-03 21:49) 

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