コツコツ。

＠六本木ミッドタウンで「骨」展を観覧した。

＠骨にまつわる展示。機械の「骨」と生き物の「骨」。骨・骨格をテーマにしたアートは、体験できるものもあって、おかげで貴重な体験ができた。

＠ピアノ、骨でできたクモ、ダチョウの骨格、クルマのボディ基礎、ばらした時計にケータイ、その他もろもろ、非常に面白い。

＠８月３０日までやっているそうです。

＠骨組みということで、機械の「骨格」は、自然生物のそれに比べると生命のぬくもりがない。そのかわり、鉱物的なシャープな美しさがある。

＠魂にも「骨格」があると私は思う。魂≒心は、フレキシブルな代物だけれども、実は、生命哲学、人生哲学という「骨格」がある。

＠「骨格」のない心は、付和雷同する。そうした心しか持てない人々が世間に沢山いると、プロパガンダを繰り返す扇動者たちの言葉に振り回されたり、災害にパニクった挙句、罪のない同胞を告発したり、処刑したり、そうやって踊らされているうちに、気がついたらとりかえしのつかないことをやってしまったりする（ナチスへの協力等）。

＠このユーラシアの東端に位置する島国に住む我々は、心に骨格のない者がまだまだ多い。戦時中はもっと多かったかもしれない。

＠心にいまこそ、我々は、どんな形のものでもよいから、確固たる「骨格」を持ちたいものだ。

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