SSブログ

ピーカンと膏薬。~盛夏の雑感~ [雑文]

@きょうは昨日までの天気と打って変わって、雲一つない、スコーン!と抜けきった青空。しかも空気はカラッと爽やかという。こういう日には、外へ出たぁい、外へ出たぁい、という心の虫が騒ぎ出す。

@しかしまだまだ夏だけあって、気温は31℃を越えるとや。きょーれつなる陽射し、肌にシミをつくらないように用心しなくては。


@こんなピーカンの日は、音楽を耳に通しながら、半ば浮かれて自転車に乗って外に出るのがいい。

@でも最近は、ipodやウォークマンを着用しながらの自転車での外出は、雨の日に傘を差しながら自転車に乗るのといっしょで、現行犯逮捕の対象になってしまう。うっかり耳にヘッドフォンを装着して自転車に乗ると、お巡りさんに見つかり次第、交番に連行されるのが関の山だ。

@最近、肩の筋肉をヘンにねじったか、肩から背中の右手側半分が少々痛い。シップを貼りつけて、痛みを和らげようとしたが、如何も痛みが完全に抜けない。久光さんの「サロンパス」を買って、「ハの字貼り」でもするかね。

@もっとも、いまサロンパスは「ひとりでも介の字」キャンペーンをやっている。申しこむと、同社のCMで今盛んに宣伝している「介の字貼り」がひとりで出来るアイテム「背中に貼の介」が抽選で一万名様にあたるんだとか(8/31まで)。

@そのサロンパスだが、初期のCM映像を、アド・ミュージアム東京で見た事がある。三木鶏郎作詩作曲による軽快なメロディ「グングンしみこむサロンパス♪」の曲が流れる中、画面を見ると“薩劉巴斯”の漢字名が。

@うむ??薩劉巴斯??はぁは~、如何やらこれはこの「サロンパス」という商品名の漢文表記なのだなとはすぐにわかった。しかしなんの為にこういう表記にしたのであろうか。考えると、戦前から戦時中にかけ、久光製薬が当時日本が占領していた中国東北部や台湾などに輸出する為に、こういう表記で商品名を書いたのかしらん。

@膏薬というものは、痛む患部に貼れば薬効成分が台紙からドンドン患部に染みこんでよく効くものなのである。しかし、サロンパスの普通版では、それは気休め的なものでしかなく、根本的に痛みを取るには、たとえば興和の「バンテリン」(第二類医薬品)やノヴァルティス「ボルタレン」(第一類医薬品)のように、強力な薬効鎮痛成分が含まれているものを使うしかない。これらの製品は、病院で使われている医家用薬品を一般家庭用医薬品に援用したものが多い。

@しかし、私の近所の人によると、これらの援用医薬品は如何も効き過ぎて、かえっていかんらしい。「バンテリン」を使ってみたけれど、結構効き目が強過ぎて、かえって調子が悪い、という話を聞いたことがある。副作用が怖いのだろう。

@とにかく肩がこるほどに、いろいろと気苦労の多い世の中ではある。サロンパスの介の字貼りがさかんに宣伝されるのも無理はあるまい。

@まだまだ不景気の感が強い世の中…何時になったら、私達に背負わされたさまざまな「肩の重荷」は、下ろされるのであろうか。政治、経済、文化、教育、医療…どれをとっても問題山積との感を拭いきれない。

@それを一応、一掃する為に、総選挙は行われて然るべきだが、よしんば選挙の結果、政権交代が為されたあとでも、我々にとって肝腎要の諸問題が、当の交代した新与党が抜本的に変えていかなければ、幾ら交代しても、全く意味がない筈である。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

2009-08-14盆休み。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。