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Ich war da!…私はここに居た!~ベルリンの壁崩壊20年

@今から20年前の昨日、独逸東西を分断していたベルリンの壁が崩壊し、東西は統一へと向かった。その時、人々の口に上った言葉があるという。

 “Ich war da!”(私はここにいた!)

@この言葉は、壁が崩壊した当時、そこに居て歴史の証人になったという意味のみならず、自分達の力で新しい歴史を作るのだ、という気概も含まれていたという。


@壁の崩壊20周年をお祝いして、ヨーロッパ各国の首脳が集い、この慶事を喜び合ったとか。が…。


@一方では、東側と西側での経済格差が開き、東側の人々の中には、「壁があった時代のほうがよかった」と語る人も多いとか。昨日放映されたTVのニュースショーでは、東ドイツ時代のほうが、生活で色々な保障がされていて、安定した生活ができて居た、と当時を懐かしむ御老人の映像が映し出されていた。

@こういう現象を、現地では、Ost(東の)+nostargy(郷愁)=Ostargy(オスタルギー)と呼ばれている。しかし、幾ら当時を懐かしんでも、時間は後戻りはしない。

@東と西の経済格差を出来得る限り縮め、東側の人々にも「壁が崩壊してよかった」といわせるような政策の構築が必要なのではないか。
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