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みんな同じが、そんなによいのか? [ぼやき]

@この時期になると、盛んに「リクルートスーツ」なるものの広告が、TVを中心に流れている。みんな、ポンと判で押したような、無個性で画一的なスーツの羅列。制服じゃああるまいし、就職するなら学生時代のようなスーツは止めて、おのおの好きな服装をすりゃあよいではないか。

@スマートなスーツは、確かに一見、かっこいいが、それは学校時代の制服といっしょで、どんな人間でも画一的にし、その分、その人の個性を殺いでしまう。


@リクルートスーツや学校の制服だけではない。この国は如何も昔から「みんなやっているから私もする」という根性が未だに抜けない。言い換えればそれは「みんなおんなじがすばらしい」=「画一こそがもっとも美しい」ということなのだ。そうしたほうが、精神的に安心、というわけだ。(←ふざけんじゃねぇ!)

@ファッションだってそう。みんながしているから、流行っているから、私もニーハイブーツを履くわ、なんてのは個性の表現とはまったくの別次元だ。ファッションであれば、みんながしている似通った格好と、かけ離れた格好をするのが、本当の個性の表現というものだ。

@個性を抹殺し、画一的な価値観を強いるような社会は、いずれ先細りする。その先に待っているのは、「衰滅」「滅亡」という二字熟語が表現する“滅びの世界”である。

@私は思う。みんな同じが、そんなによいのか?付和雷同をも含んだ画一至上主義が、この世で最高で安全と考えるような精神風土こそ、実は危険なものなのだ。こんな風土から、我等日本人は、早々に卒業したほうがよい。
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