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未来に伝えよう、染井吉野。 [独白]

@今朝いっぱい雨が降る、と言うわけで一応傘を持参で通勤。折からの強い風に煽られ、自転車で進むのに難儀した。ビュー!強烈だが、肌に感じる空気の感触は、春らしくのべつ生暖かい。これが午後には北風に変わり、ひんやりするような官職になるとは、とても思えなかった。

@折から咲いていたせっかくの桜の花を、強風が吹き飛ばしたのか、道端を見ると桜の花びらが四方八方に散っている。嗚呼早くも花散らしの風か・・・。

@そんな春の嵐に抗いながら、ようやく現場に到着。懸命に仕事をして、午後6時数分前に帰宅。ご飯の支度を済ませ、6時10分頃、夕食。今夜のおかずはめじ鮪のお刺身に、納豆、昨日の残りのカレー、らっきょう。

@夕食を食べ終わるとこうして、PCに向かってブログの更新や、ツイッターでのぼやきを行う。


@今や何処へ行っても、ポピュラーな染井吉野をはじめ、都内では桜が満開になった。江戸末期、現在の豊島区駒込にあった染井村の植木職人が持っていた一本の桜から生まれたと言う染井吉野。

@樹の寿命は60年ほどで、実は自ら繁殖する力がなく、他の桜に接木しないと子孫を残せないと言う。その接木を行い、次の時代にこの品種を伝えようとしているグループが駒込にあると言う。

@そのグループのメンバーの1人は、顔を輝かせながら、『未来にこのすばらしい品種を伝えていきたい』と語っていたそうな。

@接木をされた染井吉野の苗木は、次の時代に爛漫と花を咲かせるべく、大切に育てられるのだ。

@今都内にある染井吉野は、聞けばたいてい戦後すぐの時代に植樹されたもので、もう寿命を迎えており、穴があいて雨露が出来、幹の表面はボロボロになっているという。そういや近所の桜も、その多くが染井吉野だから、幹の表面のボロボロが目立っていて、幹から花が咲いたりしている・・・。

@ややもすると、東京中の染井吉野がそのうち、全て枯死してしまうやも知れぬ。何とか新しい世代を植樹しないといけないだろう。

@そうして植樹した新しい染井吉野が、年月を経て、爛漫と咲く姿が観られることを楽しみにしたいものだ。
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