エリカも小沢も・・・リリパットの国はきょうも大騒ぎ。

＠きょうもきょうとて、目先のことでこの小さな島国の社会は騒いでいる。沢尻エリカが「夫がキモい」といって離婚を一方的に切り出したということで、芸能界（あくまで一部だが）が上を下への騒動になっている。

＠雑食性がこの国のメディアの強みだが、変えてもらいたいのが、たとえば新聞の記事を書くのは、その「新聞社の社員」に限られている、ということ。フリーランスはお呼びでない、というわけか。「記者クラブ」の問題と共に、その辺を劇的に変え、フリーランスでも新聞の記事が自由に書けるようにしてもらいたいものだ。

＠新聞記者だけでなく、官僚でも民間会社の社員でも、なんでもかんでも組織という枠の中に取り込んで、ロボット化（あるいは部品化）させていく・・・。そうした慣例を続けていく限り、この小人類社会の閉塞は打ち破れない。

＠少なくとも江戸の昔から、はみ出しものの活躍を煙たがるこの小人類社会。考えてみれば坂本龍馬も、この社会に一番順応しきった権力組織勢力のために犠牲になったのだ。

＠しかし、そんな勢力こそが、国の衰退をやがては招く。今を見よ。ホトンド全てのジャンルにおいて、衰退しているではないか。政治しかり、経済しかり、教育またしかり、スポーツまたまたしかり。

＠閉塞しっぱなしのこの小人類社会を、本当に劇的に、根本から変えられるのは、多くの賢き庶民と、生命力に満ち、活力に溢れ、内面に深い生命哲理を持つ人たちなのだ。

＠彼等が本領を大いに発揮するとき、目先のことで騒ぐしか能のないように見えるこのリリパットの国は、世界から真の意味で尊敬されるよき国となるだろう。

＠と、また徒然草の兼好法師の如く、とりとめもない思いを書き綴ってみた。伝わるかな・・・。