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俺たちの本当の戦いは、これからだ!! ~サムライジャパン、決勝Tに進出~ [雑文]

@今朝未明に始まったW杯日本vsデンマーク戦は、両者激戦の末、3-1で日本がこの戦いを制した。最初のゴール、1点目を本田が決め、次は遠藤が決めた。そして最後のさいごは岡部が…!

@ゲームセットのホイッスルが鳴った瞬間、選手たちの歓喜が爆発した。勝利を喜びのうちに噛みしめ、円陣を組んでフィールドで踊るサムライたち。その姿を見て、私は素直にこの勝利を喜ぶことが出来た。

@アウェイで日本が勝利したのを初めて目にしたサポーターたちは、喜びをどかーん!と爆発させ、渋谷のセンター街前では、みんなが歓喜きわまって大騒ぎしたそうな。

@サポーター同士、大人数でハンドタッチをしたり、ジャンプしたり、ブブゼラという南アフリカの楽器(今回のW杯で応援ラッパとして定着した感がある)を鳴らしまくる人が出てきたり、兎に角ものすごい騒動であった。警察に連行されるサポーターもいたほどだ。

@新聞もTVも、そしてTwitterでも、サムライ勝利!の歓喜に沸くニュースやつぶやきに溢れていた。


@南アフリカで強敵と必死に戦って勝ったサムライたちを、祝福するかのような朝の軽やかな空気を浴びつつ、私は出勤した。昼間の蒸し暑さに堪え、ひたすら仕事、仕事である・・・。

@休憩のときに点けたTVには、まだ勝利の歓喜の余韻か、今朝の日本vsデンマーク戦関連のワイドショー特集が放映されていた。渋谷や、各地のパブリック・ヴューで観戦していたサポーターたちが歓喜を炸裂させる様子が今朝方と同じように映し出されていた。


@実は私は、深い感銘を受けていた。――彼等サムライ・ジャパンが、斯くもあそこまで成長し、強い相手と互角以上に戦い抜いて、勝利できるようになったことに。

@例えばW杯直前の親善試合ではコートジヴォアールと対戦して、ろくでもない結果を残していたのだから。メディアに散々叩かれ、選手たちは萎縮していたように少なくとも見えていたから。

@それが、W杯本番になったら、彼等は見違えるように自分等の力を発揮し始めたのだ。予選リーグ(E組)の初戦でカメルーンに勝利し、続くオランダ戦では0-1で惜敗したものの、1点しか相手に入れさせなかった。

@このことで、世界的評価はどん底に近い感のあったサムライ・ジャパンに、世界は“Oh!”とばかりに驚き、注目しだした矢先での今回の予選突破。欧米メディアの見方も大いに変わり、新聞各紙はサムライたちの戦いを賞賛する記事で埋め尽くされたという。


@日本においても「彼等は次世代へと続く貴重な結果を残した!」とのニュースが駆け巡った。・・・と、いうふうに応援しているサポーターや世間が斯く歓喜している間に、岡田ジャパンの次の戦いは、始まっている。

@負けが込んでいたサムライたちは、打つ手なし、万策尽きた、やんぬる哉・・・といったいわば「アウト・オブ・デプス」(out of depth)(自分たちを覆っている、または自分たちの目の前にある絶体絶命的な危機に対して、何も打つ手がなく、何にも出来ない状態をいう英語の言葉)状態から鬼のように這い上がり、魂のベクトルを激しく変え、勝つモードになったのに違いないと思った。


@決勝トーナメントで彼等が最初に戦う相手は、強豪ひしめく南米は、パラグアイのナショナルチーム。いきなり強敵と対戦することになったようだが、彼等は最早次の戦いに勝つために、頭を既に切り替えているのだ。俺たちの本当の戦いはこれからだ、というように。
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