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6月もあと3日で終わり・・・。 [雑文]

@例年なら“梅雨でしっとり”している筈の6月。しかし今年の水無月は、如何にもこうにも、梅雨前線はいるものの、関東に雨が余り降らず、口蹄疫で苦しむ宮崎県のある九州にばかり大雨が降った。

@この一ヶ月、言ってみれば「激動」の2字が似合う月であった。鳩山由紀夫が辞任し、菅直人が第94代内閣総理大臣に就任した。新しく菅内閣が組まれ、20%割れを記録し、最低だった内閣支持率は一気に64%までV字回復した。

@が、自分たちが決めた「マニフェスト」を完全遂行できないばかりか、疑惑に塗れたまま辞任した鳩山、小沢の両者の「政治とカネ」問題についての説明責任を果たさないまま、彼等の疑惑を封印してしまった。おまけに彼等菅内閣は、先の通常国会の終盤、予算委員会を開かぬまま国会を閉会してしまった。

@国会の会期中に首相交代があったにもかかわらず、予算について委員会を開いて協議せぬまま国会を閉じ、選挙に突入するのは、聞けばこの20年来、初めての出来事なのだそうな。

@菅政権が、政治とカネの疑惑を隠したまま選挙戦に突入したことで、彼等が実は国民の生活の為に尽くす政治家の集まりではなく、選挙戦にただイメージ戦略で勝って国家権力を握りたいだけの政治屋・選挙屋でしかない、というのがよりハッキリしたはずである。

@一方、有名力士や親方衆が多数関わった大相撲の野球賭博問題は、ついに刑事事件にまで発展し、賭博の仲介をしていた元力士の男が逮捕され、野球賭博に関わった琴光喜、大嶽親方、時津風親方の3名が懲戒処分を受け、武蔵川理事長らも謹慎処分を受けることになった。

@それだけではなく、時津風部屋での下級力士の暴行死事件や、薬に手を出した力士の問題など、色々な問題が相撲教会の内部あたりから、ポッ、ポッ、と単発的に噴出していたが、今回の賭博問題の発覚で“長年たまりに溜まった膿”が噴出した感がある。

@国技としての相撲をこよなく愛する、大勢のファンの為にも、相撲界はこの際ゆえに、大いに長年の腐った膿を徹底して出し切り、角界を腐らせた暴力団構成員たちとそれに関わった人間たちを完全に追放し、さっぱりとクリーンに生まれ変わり、頑張る力士たちのフェアな取り組みで、再び私たちを楽しませてもらいたいものだ。

@・・・気が付けば、紫陽花たちも梅雨前線=雨将軍の愛のシャワーをなかなか受けられず、しょんぼりしている感がある今年の水無月。続く文月=7月こそは、多少なりとも梅雨明けまでに、雨将軍が彼を待ちわびる紫陽花たちの為に、うんと慈愛の雨を降らすことを期待したい。
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