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相変わらず暑い・・・でも。 [雑文]

@きょう、会社からの帰りに、電車に乗って、ガタゴト揺られながら、車窓からの風景を見ていた。ふと青空を見たら、秋空に現われる「ウロコ雲」が、蒼穹に白斑を穿つが如く、鮮やかにたち現われていた。


@日中の空気は、相変わらず灼熱だが、空にはもう、秋の風景が空に浮かび始めている…。どんなに異常な気象といっても、次の季節は必ずやって来る、と見た。如何に気象が狂おうと、四季は必ずめぐるものだ。

@そういや、空の高さがひところと比べて高くなったような気もする。


@おかしくなった地上、狂い始めた気象、熱せられた地上に人の多く倒れるを観る。この猛暑、聞けば1896(明治31)年に観測が始まって113年来の新記録だそうな。しかし若き頭脳はこの猛暑にめげず、自らのもてる力のすべてを発揮し、闘い抜き、ついに開成高校vs浦和高校の頂上対決とあいなった。高校生クイズ・第30回記念大会。(日テレ系放映;19:30~22:55。パーソナリティ・菊川怜、茂木健一郎、ロザン宇治原。)

@因みに、この番組に小柴昌俊氏が出られ、「その力を様々な分野で生かして欲しい」と若者たちに語っていた。

@そうだ、彼等のこの磨かれた知性、鍛えぬかれた頭脳は、ただベルトコンベア的な「最良高校⇒最良大学⇒最良企業」といった一方的なこれまでの「エリートコース」を辿る為だけに使われてはならない!もっと多彩な分野、多岐にわたるジャンルで生かされるのが自然の成り行きというものだ。

@最終問題「素粒子の一種、クォークの由来となった鳥の鳴き声が登場する、ジェームス・ジョイスの小説のタイトルは?」

答:「フィネガンズ・ウェイク」。これをキチンと答えたのは、開成。よって彼等の初優勝!浦和三連覇はならず!

@青年たちの可能性は無限であると、出場した高校生たちが、大人たちに示した、と番組メインパーソナリティを努めた茂木博士は語った。

@何かにつけて大人たちは、若者を卑下し、非難し、傷つけがちなのだが、しかし若者たちの知力の無限なること、大人が笑うに値せず、だ。寧ろ我々大人のほうが、自らの能力の無限を信じられなくなり、世間のつまらないルールに暗黙のうちに従ってしまう。

@そうしているうちに、社会がどんどん、人間の生きかたや自由な心を縛る規則でいっぱいになり、人間たちがそれに雁字搦めになっていく。そうなったとき、私たちの澄むこの世界は衰微しはじめる。

@大人たちよ、若者を、自分たちが後生大事に抱えてきた古い価値観というロープで縛り付けるなよ!
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