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富士山の噴火する日。 [雑文]

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①今年の春に噴火したアイスランドはエイヤフィヤットラヨークトル火山。噴火の原因は地殻変動によって起きた山の隆起によるものだった。隆起する事で地下のマグマが噴き上がる寸前まで昇っていき、ついにそれが爆発したのが今年の4月であった。噴火中は欧州を中心に、偏西風に乗って各地に噴煙が広がっていき、一時はスペインやイタリアなど、南欧まで広がる事態に陥った。

②火山灰の所為で、行き帰りの旅客機がフライト出来ない事態が4月18日頃まで続き、各国の空港内で寝泊りする人が沢山いた。日本からヨーロッパに帰国予定の人々も、この噴火の所為で大幅に予定が狂ってしまった。

③ある日本の著名人は、独逸から東欧への取材旅行中にこの噴火に遭遇した。空港に着く予定の便が次々とキャンセルになるたびに、可能な限り帰れる便を見つけようと、必死になってウェブでいろいろと情報を集めていた。4月16日頃、漸く一部の国際便がフライト可能になり、2日ほど後に帰国の目途がつき、無事成田に到着したという。

④噴火に遭遇して帰れなくなったとき、その人はきっと、一時的にせよ、『今いるこの土地に骨を埋める…』ということを覚悟したに違いない…。

⑤今回のエイヤフィヤットラヨークトル火山の噴火は、今年の夏に日本のみならず全地球を覆い尽くした天変地異の季節の幕開けを告げるものであったかと、今になって思う。南半球を襲った大寒波、海を襲ったラニーニャ現象、それゆえに齎された日本全土の地獄の猛暑、そして中国などアジアを襲った大洪水…。

⑥それにつけて思い起こされるのは、富士山が、何時噴火するかという事だ。また、噴火したとき火山灰が噴き上がって風に乗って流れていくわけだが、エイヤフィヤットラヨークトルよりも噴き上がる噴煙が多かったら、火山灰がアジアのみならず、地球全体を覆い尽くす可能性も捨てきれない。

⑦そのとき我らがこの島国は、最早富士山の大噴火とともに、完全に崩壊消滅していくのかもしれない。
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