今年の10月の終わりに。

＠今年の10月にも終わりがきた。思えば例年とはなんとも違う10月だった。大震災と原発事故の所為もあるのかもしれない。


＠カダフィの死、それに伴うリビア新体制の発足、とどまらぬ円高、世田谷放射性物質騒動、“TPP（環太平洋戦略的経済協定）締結するのかしないのか”問題、・・・etc，etc，・・・。

＠兎にも角にも、世界でも我が国内でもいろいろなことがあった。まさに混乱の新時代、何がなんだかわからない、何でもありのこの御時世。

＠NYの「格差無くせ」デモも一向に収束の気配がないし、ギリシャの緊縮経済政策が発端の混乱も未だ続いている。この先どうなるのか分からない状況である。・・・これこそ、まさしく「偶有的」だ。

＠この偶有的な世の嵐が吹き荒れる世界で、我々は如何対応していけばいいのか。対応のマニュアルらしきマニュアルもなし、かといって、単に「根拠なき自信」だけではイザと言うとき、心もとないし・・・。

＠結局は、自己の内面を陶冶し、向上させうる哲学を乞い求め、それを羅針盤として、この乱世なる偶有性の海に打って出るに、如くはないのかも。そうだ、根拠なき自信+羅針盤となる哲学、コレをセットとして持ち、乱世なる大海を航行していけばいいんだ。