10月も終わりに近づいた、週末の雑感。

★石原慎太郎がいきなりの都知事辞任会見。憲法改正や日本維新の会との連携と新党結成について、とうとうと語っていた。齢80にもなる老人が、東京都知事の座をいきなりなげうち、この期に及んで国政に再殴り込みとは。『老兵は死なず。ただ消え去るのみ』、というマッカーサーの言葉のように、慎太郎は政界そのものから消え去ってくれ！

★YouTubeにて、昔のアニメや特撮のテーマソング入りの映像やその他もろもろを視聴。本当にいろんなものが投稿されているのだなぁ。この間なんか、昭和初期のカラー映像なんてものもUpされてたよ。

★2001年に徳島でパチンコ仲間の父子を殺して以来、11年間逃亡していた、あの「おい、小池！」の懸賞金付き指名手配ポスターで知られた小池俊一容疑者（52歳）が67歳の知り合いの女性と暮らしていた岡山で死亡していたことが報道された。え？あの「おい、小池！」が？死んでたの…！うっそー！！…との感じを受けた。そうなるまで、いったい何をしていたのか。しかも偽名まで使って…ちなみに小池と同居していた女性は、小池容疑者とは知らなかった、と言っていたそうな…。

★高須クリニック提供のミニ番組。TBS系で放映されているものだが、有名女性タレントが化粧をはがしてすっぴん顔を見せるというコンセプト。出演している女の子たちはみんな、自分のすっぽん、もとい、すっぴんの顔に絶大な自信を持っているように言っているようだが…。実は自信なんて持ってないのに、番組の為にそういうように演技指導されている…のではなかったりして…？

★その番組のあとで流れる高須クリニックのCM。頭髪を金髪にした同クリニックの院長が、何やらいろんなことを言いながら、ラフな服装で佇んでいる。この人は美容整形を手掛ける外科医らしく、自分の肉体を整形という手段で何度も改造してきた。今の金髪姿はそうして得られた彼にとっての“理想的肉体”なのだろうと思う。しかし、肉体を改造しすぎると、もっと年を取ってから、その肉体が崩れていく…ということもある。

★以前TVで見た、20歳の顔を持つ80歳の女性…この女性はその若々しい顔を手に入れるために、莫大な自費をなげうって、何十回も整形手術を繰り返してきたという。あれから数年経ったが、その女性は今どうしているのだろう。ひょっとしたら、今や顔も肉体も、見る影もなく崩壊しているのでは…。による

★肉体と言えば、鍛え上げられたアスリートの肉体ぐらい、美しいものはない。そう思えるようになったのは、やはり、今年箱根駅伝をきっかけに、陸上競技に興味を持ったことのおかげである。というより、その陸上競技に打ち込むアスリートたちの、躍動する筋肉の美に惹きつけられたからなのだろう。

★ユニフォームを着こんだ選手たちを見るたび、その下に隠された、ギリシャの彫像の如く、美しく彫り上げられた裸体に思いをはせる。決して変な意味ではなくて。ものすごく痩せている、軽量級の選手でも、腹筋はきれいに割れているし、走っているときの全身の、筋肉の躍動ぶりが物凄い。

★足立区の「ゴミ屋敷」対策条例。…ゴミ屋敷の主が、もしゴミの始末に積極的なら、税金を使って区役所側が、ゴミの処分に着手する、…何でもそういう条例らしい。ゴミ屋敷の問題は、その屋敷の主が精神的問題を抱えている場合もあることゆえに、この条例の実施には、慎重に慎重を重ねる。たとえば、精神的な問題を変えている場合、精神科の医師による診察も行われるとのこと。…というわけで、ゴミ屋敷当の足立区も本当に神経を使わなくてはならぬようである。

★それにしても、ゴミ屋敷の実態は（時々TVで紹介されているように）物酷い。家の上階から下階にかけて、何十年もため込んだであろうゴミが、うずたかく、そして乱雑に積み重ねられている。何処から拾ったのか
知らないが、国旗用の旗竿の丸い金色の球状の先があったりとか、要らなくなって錆びた三輪車や傘、果ては便器まで（!?）、各種ゴミの山の中に、窒息しそうな感じでうずもれていたりする…。


★しかもこれらのゴミは、家主にとっては財産なのだ、とも言われる。ゴミを財産と思ってる人はおそらくは、家族との軋轢、人間関係の悪化などが原因の、重大な精神的問題を抱えている人なのに相違ない。足立区は、きめ細やかなそういう人たちへのケアにも（（良心的な）精神科医のアドヴァイスも受けつつ）取り組んでほしいと思う。

★…と、いうわけで、10月末の週末は過ぎ行く…。