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11月もそろそろ終盤に近づいた日のつぶやき。 [つぶやき(Twitter代用)]

★今日もまた朝晩寒い日。しかもTVで見た3か月予報では前回の予報と一転、寒い3か月になりそうだとのこと。やっぱり冬は寒いほうが冬らしくていい。同じ寒さでも暖冬の寒さなんて、寒いうちに入らない、なんてね。

★で、明日は勤労感謝の日…というが、かつてなら勤労青年と呼ばれただろう、今の世代の働く若者たちは、今や使い捨ての部品みたいに扱われているようだ。

★思うに何かあるとすぐにやめる人間が前の世代に続出したから、大人たちが若者を信用しなくなり、それだったら、何時でも供給を停止できる(つまりすぐにでも首にできるように)機械の部品だと思って扱おう、というトレントが企業側に生まれ、それが派遣社員など非正規雇用が定着し、増えていったことの、一つの原因になったのかもしれない。

★その派遣社員ならぬ、今度は派遣教師なるものも登場している…教育がだんだん、人間らしい人間の育成から、単なる雇用ビジネスに堕そうとしている。教育現場まで企業と同じようにするのは超ナンセンス。

★石原慎太郎が橋下徹の政党「日本維新の会」の共同代表に。ある人の論評によると、慎太郎は相当なファッショで、危険な人物だということだ。私もそれを読み、こいつは考えている以上にとんでもない奴だと思うしかなかった。やはりこの暴走老人は、政界よりも特別養護老人ホーム、もしくは精神病院に入ってもらったほうがよさそうだ。

★その慎太郎の芥川賞受賞作「太陽の季節」。あれから50年。今や世の若い世代は、すっかり軟派な草食野郎ばかりとなったが、他国に多大な迷惑をかける、危ないファシスト頭の元祖「太陽族」よりは、まだまだまし。

★YouTubeで「学徒出陣」の記録映像を見る(当時のラヂオ実況音声付)。これを聞いて、東大や早大、慶応大など有名大学の学生が学徒出陣という名目で、赤紙一枚で危険な南洋などの戦地へとしょっ引かれていったことを思うに、戦争なんてものはしょせん、それがどんな大義名分に基づくものでも、悲惨な“犬死に”を大量生産する以外、何の得もない代物だとつくづく感ずる外はなし。

★前途洋々たる若者の未来と命を大量に奪った学徒出陣。しかしこの学徒出陣を、こともあろうに、「この人たちの犠牲があったからこそ、今の平和がある。感謝しましょう」などと、(もう21世紀に入ってから10年以上経つのに)のたまう前世紀の遺物のような人間たちがいる。

★一面から見れば確かにそうであろうが、戦争で命を落とした、おびただしい無辜の人々の屍の上に築かれた『平和』は本当の平和などでは無論、ない!

★あの時の学生たちは、そして当時の、多くの国民は、「お国の為」なる大義名分の裏に隠された、ファシズム=軍国主義のために“殺された”のだ。

★だいいち、あの戦争で戦死したことを感謝されても、当の戦死者たちは、うれしい、有難う、と思うのだろうか?んなわけないでしょ。余計な世話だ、有難迷惑、と思うのが関の山だろう。

★むしろ学生たちを、あんな悲惨な暴挙に駆り出さない為にも、ファシズムの台頭だけは、絶対に阻止しなければと思う。ファシズムを引きずった「黒い太陽」だけは、日本の地平線に登らせてはなるまい。
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