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2012-11-23 [雑文]

*嗚呼、本当に雨模様の祝日。何とも鬱陶しい。…と書き始めた時に、いろいろあって、この日(11月23日)は日記をUp出来なかった。ので、本日(11月27日)改めて、23日の日記を書いている。

*この日は国際千葉駅伝が、生憎の雨にもかかわらず、遂行された。選手たちは降りしきる雨の中、必死に健脚俊足を競い抜き、栄光のフィニッシュめざして走りぬいた。出場したのは全日本代表チーム、ケニアのチーム、学連選抜チームなど。全日本代表は飛び級で大抜擢された早稲田大学・大迫傑(3年)、駒澤大学・窪田忍(同)、そして上野裕一郎(ヱスビー食品)。全日本代表は男女混成チームで、女子メンバーはロンドン五輪に出場した尾西選手、吉川美香選手、新谷仁美選手。学連選抜チームの出場選手は、大迫の先輩、早稲田大学・平賀翔太(4年)、青山学院大学・出岐雄大(同)、そして杜の都駅伝で、チームを上位に押し上げた筑波大学の双子ランナー・久馬ツインズの姉・悠(1年)など。

*彼らの戦いぶりについては、別ブログ(Pearlscale Diary)にあるのでそちらを見てほしいが、このレースを見て感心したのは、大迫や窪田の走るフォーム。実に美しい。ブレない上体、力強いストライド走法、そして強靭なメンタル。大迫は全体のフォームがまるでアフリカ勢の選手のような、すらりとした美しい走り方をする。この美麗な走り方は、大きな瞳が特徴の彼の美貌、内に秘めたる勝負師精神と相まって、多くの陸上ファンを引き付けている。(傑のアームカヴァー姿が…やけにカッコよかったなぁ…[ハートたち(複数ハート)](←おいおい!))

*窪田は、すでにいろいろなところで言われているように、抜群の安定感を持ち味とする、見た目は速そうには見えないが、実は結構速いという、これも力強いストライドの走り方である。その走法からは、忍のロードでの勝負にかける、極めて強い意志を感じる。勝負への執念やエースとしてのプライド、走る競技に対する真摯なまでの姿勢…。数多のライバルたちが学ばなければならない大切な要素を、この二人は多分に持っていると、藤氏郎ながらも思う。(伊勢路の直前に所謂“マル●メ姿”になったのには驚いた。気合がこもった坊主姿も結構だが、やはり頭髪があったほうが、忍はカッコよく見える)

*粘っこいまでのハングリー精神というか、勝負への飽くなき執念というか、そういうスピリッツが、残念ながら東洋大学の駅伝野郎たちには(ほんのちょっとだけなのですが…)足りなかったのではないか。ゆえに出雲路も、伊勢路も、優勝できずに2位どまりになってしまったのではなかろうか。最後の最後まで勝負への執念を捨てなかったものだけが、輝く栄光をしっかとその手にできるのだ。

*「追撃の手を緩めるな」とは、ある偉人の残した遺訓である。これは如何なるスポーツ、如何なる人生の場面でも通じる理屈だ。いったん事を起こしたら、最後まであきらめずとことんまで突き詰めて、それこそ追撃を緩めずに、最後まで攻めの姿勢でその事をやりぬく。如何なる場面においても、“勝利”を確かに得る最強方程式は、何事も「あきらめずに追撃し続ける」、これに尽きると思う。
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