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真の「ヒーロー」とは [ぼやき]

@昨日(3月18日)、東京・板橋区は東武東上線ときわ台駅で、自殺しようとして線路内に降りた女性を助けようとして、電車にはねられて亡くなった、警視庁板橋署常盤台交番の巡査部長・宮本邦彦さん(享年53・殉職後警部に昇進)を偲んで追悼コンサートが、同駅前広場で開かれた。ギター&オカリナ演奏や、うた「千の風に乗って」の合唱などが行われ、自分の命と引き換えに人を救った宮本さんの勇気を称えた。

@私はここに、あるべき英雄とはなにか、ということを、見出したような気がする。真の英雄・ヒーローとは、己の命をたとえ捨ててまでも、他者のためにトコトン尽くす、あるいは他者の命を救う人であると。

@文学作品やTV、漫画、映画に登場する英雄だけが「英雄」ではない。身近な所で、他者のために、時にはおのが命を投げ出してまでも、尽くし抜く無名の普通人がまことの「ヒーロー」なのだ。

@宮本さんのような「本当のヒーロー」が人々に感動と感銘を残す一方で、本来なら国民の生活の安寧を図るべき政治家たちが、相変わらず我等の血税を無駄遣いし、本来ならタダのはずの議員宿舎の光熱費に無駄な金をつぎ込んでいる姿や、宮本さんと同じく市民を守る使命を果たすべき警察官が、スーパーで事もあろうに万引きをやらかす姿をみて、何をやっているんだ!と義憤にかられる自分がいる。

@彼らは無論、ヒーローなぞではなく、プロレスでいうヒール(悪役)である。もっとも、上に挙げたような連中は正真正銘、語のまったき意味での「ヒール」なのである。

@今や政界でも、街中でも、どんなジャンルの世界でも、そんな「ヒール」がうろうろしていて、のべつにいばっていたり、弱い者をいじめたり、殺したり、この世界を変えようとしている人や団体をレッテル張りして排斥しようとしたりしている。

@そんなヒールだらけの世界を変えていけるのは、私達の一人一人の心の奥深くに秘められた不屈の勇気と押し付けでない正義の心、そして他者への暖かい思いやりである。

@それが、人を本当の「ヒーロー」に変える原動力だと思うんだ。


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