よた・ふら試行錯誤だ、人生は。

＠こんな文章なんて、読んで呉れようが呉れまいが、レスを呉れ様が呉れまいが、一向に構わない。人に見てもらいたいとか、認めてもらいたいとか、そんなことは、全く考えていない…と言ったら嘘になる。が、そんな考えにとらわれてしまえば、私自身がおかしくなりそうになる。

＠たまたま、この四つの島から成り立つ土地の一角に、貧乏な家の子供に生まれ、物心ついてから周りから「変わった子」「かわいそう」と、白眼視と上辺だけの同情を身に浴びせられて育ってきた。有り難い事に、私という存在を受け入れてくれる、様々な存在に恵まれ、このトシまでよたよた・ふらふらと試行錯誤しつつも、なんとかまっとうに生きてこられた。

＠然し、上に書いたような境遇に生まれず、別の人生を歩んでいたかもしれない、という可能性もあったわけである。それならば、私という存在は、今ある姿とはまったく違っていたことだろう。優れた人物と結婚（逆もまた可能性があった）し、子供も生まれていたかもしれず、よき家庭を築いていたかもしれない（←その逆もまた可能性があった）。

＠「別の誰かでもあり得た」かもしれない、心もとない我が人生。しかし、こうして今ある境遇に生まれたことを、それほど苦にして生きているわけではない。そりゃあ…まぁ、時には嫌だなぁ、と感じることも多々ありますがね。でも嫌なこともあればうれしいことも有る、それが「生きる」ということの、ひとつの大きな実相なのですから…。

＠今の境遇で、懸命に私らしく精一杯生きる。如何なる困難、苦悩にも負けず（そりゃ、たまにはもうダメだ～、と凹むこともありますよ）、この三次元という、何が突発して起きるか、全く分からない、先もよく見えない視界不良の世の中を、これからも試行錯誤を繰り返しながら、生きていくに如くはないと、思っている。

タグ：可能性 偶有性 人生