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日々のぼやき。 [ぼやき]

@例の「単一民族」発言など一連の放言や日教組批判で有名な中山成彬・元国土交通大臣が、いったん「やめる」といったものの、その舌の根も乾かぬうちに衆院選への出馬を表明したと思ったら、また出馬を引っ込めたとかや。何なんだ?この人は。
有権者をなめるのも、ええかげんにせぇや!

@問題の「冷凍インゲン」の袋に穴。1㎜程度だという。これでジクロロボスが人為的に入れられた疑いが強くなった、と当局。食の不安は生命の維持に直結するだけに、問題の早期解決を念願したい。


@2002年かそのくらいの頃、非常に問題になっていた「水からの伝言」問題。つい最近、TVでやっていたお昼のワイドショーでこの問題が取り上げられ、未だにこの「水から~」を用いて道徳の授業をする教師がいることが紹介されていた。「水が答えを知っている」などという言葉には何の科学的根拠がないし、「水に『有難う』とか『バカ野郎』とかいうと、いい言葉を使うと綺麗な結晶が出来、悪い言葉を使うと汚い結晶になる」なんていう実験も実はインチキだというきちんとした学者の証言があるにも関わらず、「水から~」を道徳の授業に使っているとは。このての教師らの『思考停止』もここまで来ればもはやお笑いのネタにもなるまい。こういう授業を受けた子供たちが将来どうなってしまうかと思うと、この問題が如何に底知れぬ恐ろしさを含んでいるか、考えざるを得ない。

@「有難う」とか「バカ野郎」という言葉を聞いて、如何思うかは、それは人間の心の問題で、水それ自体には全く関わりのない問題なのだ。つまり水は、何処まで行っても単なる物質でしかない。「水から~」をテキストに使って道徳の授業を行っている教師たちは、それをフッ飛ばして、水が恰も我々生命体と同じような「心」があるかのように、子供たちに思いこませているのではないか。


@彼等のやりかたは、例えば、子供達に生命というものの掛け替えのなさを教えるには、極めてアンフェアであるといえよう。生命を支える物質としての水の役割を科学的な見解に基づき、彼等に分かりやすく教えるのであれば、何の問題はない。


@ところが、子供達に「水の結晶」と称して「雪の結晶」に類似した結晶を見せ、「水を入れた容器に『有難う』と書いた紙を貼るとこのようにきれいな六角形の結晶になります。このようによい言葉はすばらしい結果をもたらします。みなさん、よい言葉を使いましょう」などと教育するというのは、水の本来的な性質についての学習を妨げるばかりではなく、子供達に悪い意味での非科学的・非合理的なセンスを植え付けるのみならず、生命の存在価値それ自体についても、誤ったセンスを植え付け兼ねないだろう。

@ところで、TVのワイドショーを見て気になったことがある。この「水から~」をテキストとして教育を行っている教師たちの組織があるのだそうな。まともな科学者が見れば誰でもそのインチキ性を見破れ、一般人でもよくよく考えたら「これはオカシイ!」としか思えない虚偽を道徳として子供達に教える、こうした言い方は悪いかもしれないが、一種の確信犯としか言い様がない。

@科学であれ、道徳であれ、子供には、「水から~」や「ゲーム脳」などといった「虚偽」ではなく「ホンモノ」を見せ、教えるべきである。それがモノ・コトを教える教職としての第一の使命ではないかと吾人は思う。白紙の脳をもつ子供達に「水から~」を教える教師たちというのは、その使命を真っ先に捨て去った、およそ教師と名乗る資格のない、一種の“瞞着屋”と言わねばならぬだろう。
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コメント 1

Kimball

いやはや、「恐ろしい」でんなぁ...{{>_<}}
そんな教師が平然と居座り続けられる
日本の教育現場っていったい....(T_T)

コネ採用の教師のほうがまだマシだ!
(あいや、もちろん、実力がそれなりに
 あればですが。\(^o^)/)
by Kimball (2008-10-19 21:04) 

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