SSブログ

光の雫 [詩作]

 まだ裏寒い街並みの

 路地の真中に立つ時に

 とても暖かい橙色の

 明るいオビがみそらから

 めぐみのように降りてきます。

 
 光のオビを見つめると

 細かい小さい粒たちが
 
 まるで水の雫のように
 
 静かに早く地上に落ちる。

 
 落ちた所がポカポカと

 恰も春の土のよに

 次第にぬくんでまいります

 生気を戻してまいります。

 
 青い青いみそらから

 白く眩しいお日さまの

 降らすやさしい光のオビの

 雫が春を教えてくれる。

(2009/02/01)
タグ: 詩文
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

きょうから如月、2月です!!節分。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。