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桜と結核。 [独白]

@結核はかつては「不治の病」と呼ばれ、懸命なる治療の甲斐なく、命を落とす人が後を絶たなかった。かの有名な作家・堀辰雄なども、肺結核で寿命を縮め、亡くなっている。

@戦後に入り、ペニシリン、ストレプトマイシン(ストマイ)、パス、ヒドラジッドなどの抗生物質が出たあとは、死亡率も劇的に低くなり、今では、結核で命を落とすということは、ほとんどと言うか、全くといっていいくらい、聞かなくなった。

@しかし、だからといって、結核病原菌それ自体が、この世から絶滅したわけではない。老人などの身体に潜伏しながら、発症もしないで、今日まで生き続けてきた、というわけだ。

@咳がシツコク続いたり、妙に調子が悪いなぁ、と思ったら、まず結核にかかっていないかどうかを、お医者さんにみてもらう必要がありそうだ。

@それにしても、人気コンビ「ハリセンボン」の箕輪はるかが肺結核だったとは…これはひょっとして、ストマイなどこれまで使われてきた抗生物質が効かない…つまり、院内感染を引き起こす耐性黄色ブドウ球菌のように、従来のクスリが効かないタイプの結核菌が現われた、その兆候なのだろうか?

@そうでないことを祈るしかないが…。箕輪の場合、兎も角、相方の近藤春菜もファンも回復を待っていることだし、ゆっくりと療養に励んで、早く健康を取り戻して欲しい。


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@桜もいよいよ葉桜になりつつある。近所の公園の染井吉野はハラハラと散り始めている。染井吉野のシーズンが終われば、今度は里桜の番だ。一つ一つの花がフワフワと咲く里桜が、春の盛りをあでやかに彩る。

@それだから、花見のシーズンはまだまだ終わらないのだろうなぁ。また上野あたりで、ドンドンチャカチャカやるのかなぁ。あ!上野じゃもう花見シーズンはそろそろ終わりだった!

@世が春に桜に浮かれているその陰で、得体の知れない様々な物事が音もなく進行し始めているのではないか?それが一体具体的に、何であるのかは、現時点では窺い知れない。
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