ヒーローはあっけなく死ぬ。

＠当ブログでもこれまで結構言及してきたマイケル･ジャクソンの死。先月末に亡くなってから、様々な形で世界に波紋を齎しているが、つくづく考えるに、本当にモノスゴイヒーローというのは、死ぬときはこんなにあっけなく死ぬもんなんだな。

＠ヴァーグナーの畢生の楽劇『ニーベルングの指輪』第4夜『神々の黄昏』で、無敵の英雄ジークフリートは、悪党どもの奸智に嵌められ、最期は弱点である背中にやりを突きたてられて、呆気なく死ぬ。

＠マイケルの死も、そんな呆気ない死なのであった。

＠生前、多くの人々の思惑に振り回され、そのストレスでさまざまな薬物を飲み、中毒になっていたといわれているマイケル。それは奸智に長けた悪党どもの謀略に引っかかり、挙句、妻ブリュンヒルデの名を呼びながら、犬死していったかの英雄を思い起こさせる。

＠そのジークフリートも、妻ブリュンヒルデも、結局は奸智に長けた連中に嵌められた果てに、神々の世界の滅亡と共に、姿を永遠に消す。


＠緻密な奸智と謀略の前には、永遠の愛の誓いなんて、もろいもんだねぇ。愛を永遠ならしめるためには、もう少し賢くならなきゃだめなのさ。もっとも、ジークフリートとブリュンヒルデは、愛に懸命に生きようとしていたのだが。

＠ともあれ、凄いヒーローはあるとき、呆気なく死ぬ。両者はそうなる運命に導かれ、その通りの最期を迎えたというわけだ。英雄哀れむべし。スーパースター、哀れむべし。


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＠きょうもまた、内輪話に満ちたヴァラエティや、ショーと化したニュース番組、芸能人気取りのアナウンサー、安っぽい感動を押し付けるドラマばかりが、TVをつけると、毎日のようにやっている。　

＠そこで扱われている「愛」の意味…如何見ても表面的な意味ばかりを扱っている。ヴァーグナーが『指輪』で劇的に表現してみせた、愛の二面性がもたらす福音と災厄について言及したものは、いくらもない。　

＠そういう番組を作り続ける、関係者たちは、少しは『神々の黄昏』でも観劇するがいい。そして愛が招く福音と災厄が何故起こるか、ということをじっくり考えて、番組造りに活かしてみるがいい。

タグ：ヒーロー 頓死 TV 『神々の黄昏』

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長澤まさみカットされたはずの映画濡れ場シーン流出？！【未公開】



人気女優　長澤まさみが宮木あや子原作の映画『群青 愛が沈んだ海の色』で主演を努める。



http://nagamasagunjou.blogspot.com/



本来は激しい絡みがあるこの作品。しかし、撮影まで行われていた期待の濡れシーンが本編ではカットされていた？！



http://nagamasagunjou.blogspot.com/



噂では90ｃｍのFカップと言われる長澤まさみのオッパイが拝める期待のシーンを披露。
by 長澤まさみカットされたはずの映画濡れ場シーン流出？！【未公開】 (2009-07-03 12:50)