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サイコパス!(2) [雑文]

@前に拙ブログで紹介した「サイコパス」(psychopath=精神病質)。所謂「異常性格」と呼ばれるもので、猟奇殺人など明らかに人命に危害を加えるものから、詐欺行為のように人々の金銭などに眼を着け、経済的犯罪を犯すものまで千差万別である。


@専門家に言わせると、サイコパスと本当に優秀な人間を見分けるのは非常に難しい、ということだ。我々のまわりにもそれは潜んでいるかもしれないし、TVなどのメディアに露出している著名人の中にもそれはいるかもしれない。


@兎に角、我々の社会にサイコパスが紛れこんでいる限り、それを摘発し、懲罰を加えることはきわめて難しい。

@中でも恐るべきは、社会的な知識を持った、あるいは“哲学者の仮面”をかぶったサイコパスである。廃業した弁護士、カルトの指導者、医者、その他知的産業に従事する者の中に、サイコパスが存在する可能性が考えられる。


@科学者の中にも、おそらくはサイコパスがいるようだ。インチキな学説を世間に向かって弄して、それで批判を受けても、まったく意に介しない者は、マトモな科学者の仮面をかぶった一種のサイコパス、と考えてよい。


@「ゲーム脳」や「脳内革命」、「水は何でも知っている」などの“偽科学”といわれる説を流したまがい物学者たちは世間に糾弾されたその後も、今に至るまで臆面もなく自説を弄していることから、その手のサイコパスなのではないかと思われる。


@サイコパスは危険な存在である。しかし、彼等の完全排除は不可能である。我々に出来る事は、なるべく彼らに引っかからないことしか、ないようである。それも難しいかもしれない。

@いずれにしても、サイコパスの問題は、現代文明にとっての、極めて厄介な問題なのに違いない。
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