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『面倒なこと』から逃げないこと。 [雑文]

@昨夜『茂木健一郎のオールナイトニッポンサンデー』を聴いた。パーソナリティを勤める茂木さんが、元気いっぱいで勢いのあるトークで、こっちの耳を惹き付ける。

@その中で茂木さんが『面倒くさいことから逃げない』ということに言及されていたこと、そして『欠点』のすぐそこに『長所』がある、ならば『欠点』を掘れ!と言われていたことが印象に残った。

@私たちは普段生活していて、ついつい、面倒くさい事を避けたがったり、欠点に対してつまらぬコンプレックスを抱いたりしてしまうことが多々ある。

@要するに楽なほう、楽なほうを選択しがちなのだ。・・・しかし、茂木さんは、面倒くさい事に挑んだほうが脳が喜びを感じる、というようなことを言われていた。なるほど!面倒なことに取り組めば、脳がその分だけ活性化し、自己成長にもなる、というわけね。

@部屋の掃除や整理整頓など、私自身も・・・嗚呼やりたくねぇなぁ、面倒だなぁと思うことが多い。しかし、やらないで居れば、実はその分だけ、脳は喜びを覚えず、したがって自分もその分だけ成長しない。

@だから、面倒なことにチャレンジすることは、脳にとっては非常に良いことなのだ。そういや、昭和戦後になって電気釜が家庭にはいってくるまで、ご飯を炊くにしても、薪割りから始めて、かまどに火を入れる、ふーふー吹く、・・・などといった面倒な工程を経て、ほかほか、つやつやのおいしいごはんを炊き上げたのだった。文化住宅ならガスでご飯炊きをしていたけれど、そうでない普通の家庭では金属の鍋釜とかまど、水と薪でご飯炊きやおかずつくりをしていた。実に面倒そのものであった。

@でも、そのおかげで、昔の人は調理の段取りを頭の中にしっかり組み込んでいったのであり、便利になった今日の私たちよりも、脳が活性的だったのではなかったか。

@話が横にそれた。ともかく、電化が進んで、その上今ではサイバー化が進んで、便利になりすぎた社会で生きる私たちも、今自分がめんどくさいことに進んで取り組めば、その分だけ脳が喜び、活性的になるはずである。


@楽なことはいいことずくめに見えるけれど、脳の健康面から見れば、あんまり楽だとゆるんでしまうし、そのうち脳の成長は止まり、『腐って』しまうだろう。今の若者たちが元気がないといわれるのは、あまりにサイバー化が進みすぎて、何をするにも楽で便利になりすぎた世界の中で、子供のころから生きてきたからなのだと思う。

@また『欠点を掘り返すこと』も大事だと、番組の中で茂木さんは言われていた。つまり、欠点があるからといってクヨクヨする必要はなく、欠点を長所に転換することが大事だというのだ。

@たとえば・・・何時もぼんやりしていて、雑念が多いというのが欠点だったりする。しかし、それはおそらく、想像力が豊かということの裏返しなのかもしれない。そう思って欠点を見つめれば、それも長所に変わっていくのだと思うのだ。

@この先はなんともはや、先行きが暗くて如何にもこうにも、不安が先立ってしまい、はじけることなど出来なくなりそうだ。・・・そんなわけで日本の未来は暗い・・・そう考えている新成人が3割だか8割くらいいると、新聞に書いていたが、人間というのは考え方次第で、良くも悪くもなる。明るくも暗くもなるのだ。先行きが見えないというのなら、その暗闇を切り開いて見せるぞ、という心意気が大切になるだろう。

@家庭も社会も国家も、人間が構成単位の最小だ。人間が前向きに脳の思考傾向をシフトすれば、暗い、くらい、と不平を言うこともなくなり、進んで明かりをつけられるのだ。

@無論、国民が明るい希望をもてるようになるには、政治家の人間も、変わらなければなるまい。何処かの幹事長のように、、旧態依然とした権勢主義を振りかざし、国民一人一人が希望を見出せるような政策を講じないでいれば、国民全体の脳の活性化を妨げ、その結果、国民の大部分が、ますます暗い方向に物事を考えるようになるだけだ。
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コメント 1

Kimball

うえ~ん!
録音忘れてしまいましたわい!!(T_T)
残念....(T_T)
by Kimball (2010-01-11 20:54) 

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