ママさん宇宙飛行士、いよいよ旅立つ。

＠あと45分ちょっとで、日本初のママさん宇宙飛行士の山崎直子さんが、スペースシャトル『ディスカヴァリー』で、宇宙に旅立つのだ！

＠そのニュースを見聞きしつつ、私は、半世紀前に女性で初めて宇宙に旅立った、ロシアのテレシコヴァ女史のことを思い出していた。

＠あの時代は、米ソ冷戦真っ只中で、宇宙開発事業なるものも、それぞれの国の威信を賭けた、純粋たる科学的目的とは程遠い感覚で、行われていた。

＠そんな中、当時のソ連の軍人だったテレシコヴァさんが、クルーとして宇宙船に乗り、「ヤー・チャイカ」（「私はカモメ」）というコールサインを地球に送ったことは、大きな話題を呼んだことだろう。

＠あれから半世紀。アメリカやロシアはもちろん、今や日本でも女性が宇宙へと旅立つ時代になった。山崎さんの前には向井千秋さんが、やはりスペースシャトルのクルーとして宇宙空間へと旅立った。無論日本初の女性アストロノーツとして。

＠時代は大きく変わりつつある。最早女性を地球の片隅の、男尊女卑などという、小さな島国のせせこましい慣習に閉じ込めておくことは、時代遅れとなり、出来なくなりつつあるのだ。（こういう時代変化に伴う女性の立場の変化を、女尊男卑だ、なんていう幼稚で時代錯誤な輩もまだいるようだが）

＠どこへ行っても、また何をするにも、男女で差別などしている時代ではなくなりつつあるのだ。これからの時代を大きく動かすのは女性だ。賞味期限のとっくに切れた、男尊女卑なる観念にしがみつく“オヤジ”（保守に走りつつある後ろ向きな若者も含む）には所詮、世の中は変革不可能だ。

タグ：スペースシャトル 宇宙飛行士 賞味期限 NASA 男尊女卑 他分野へ女性の進出する時代 JAXA 山崎直子さん