雨が降る降る･･･。有名人擁立に思う。

＠鉛色の雲が空いっぱいに垂れ込め、霧雨がそぼ降る今朝、家を出発。自宅最寄駅に着き、電車に乗る。がたごとゆれて、コクリコクリしながら、職場の最寄駅へ着いた。電車を降りて、駅の改札でカード定期をピッ。するりと抜けてあとは職場へ。

＠それにしてもきょうは少々寒い。気候も寒いが、この変てこなホムンクルスの壜国家を取り巻く状況もひじょーにお寒い。

＠昨日、柔道の谷亮子が民主党幹事長・小沢一郎と共に、記者会見の席に現われた。こりゃ参院選に出馬か、というようなことを予（あらかじ）め聞いていたので、それほどに驚きはなかった。というよりも、寧ろあきれていた。

＠最近、有名人の参院選出馬発表が相次いでいる。特に今回は、スポーツ関係の人の出馬発表が目立つ。まぁ知名度を利用して党の知名度を上げようというのか、如何も選挙対策の感じがしてならない。

＠有名人を国会へ送り込むなら、其の人に如何いうヴィジョンや具体的な政策を考えているのかどうか、ということも考慮したほうが良いのではないか。それがなければ、ただの選挙対策の看板作戦に彼等は利用されているとしかいえない。

＠本来ならば、仮令地味であっても、国民目線できちんとした政策やヴィジョンを持ち、庶民的草の根レヴェルから、もはや全てのジャンルにおいて『賞味期限切れ』（←茂木健一郎のＴｗｉｔｔｅｒでの発言より）と相成り果てた日本という「ホムンクルスの壜」を叩き壊し、庶民みんなが幸せと喜び、希望をもって生きられるシステムに完全転換できる、そういう力ある人を出馬させるべきじゃないのか。

＠単に投票率アップ、無党派層への媚びを込めた有名人の擁立は、賞味期限切れの機能不全な旧来の日本を温存させるだけで、何の芳しい効果も生まないと思うが、どうか。

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