ある危機感。

＠先日、ネットサーフィンをしていたら、「アンチ2ちゃんねる」を標榜する人物が開いているブログに行き着いたので、訪問してみると・・・。

＠書かれている内容が、読んでいてとても信じられないものばかりだった。「えっ、？そ、そんなことになっているのか？あの“2ちゃんねる”が？」思わずあいた口が塞がらなくなった。

＠曰く、政財界やマスコミと太いパイプを持っている、だの、管理人“ひろゆき”こと西村博之は「2ちゃんねる」の業務を海外のウェブサーヴィス企業に売り渡したとされているが、実際はいまだに「2ちゃんねる」の管理人をしている、だの、「2ちゃんねる」の「被害者」とされている人々の中には「2ちゃんねる」と繋がっている可能性のある人物がいる、複数の企業や団体、ウェブサーヴィス関連会社が「2ちゃんねる」の「シンパ」になっている、だの・・・と、トテモ全てを書ききれないが、兎に角微細に亙って「2ちゃんねる」の「（裏の）実態」が綴られている。やや“被害妄想”的かとも思うが、それにしても内容的からして、やけに信憑性が漂っていたように思われた。

＠中でも、実質的な管理人・ひろゆきが法律を悪用した、いわゆる“脱法行為”に長けている、というのは、これまで世間に報道されている限りの彼の行状からして、十分にありうるな、と思った。

＠若しこのブログに書かれている内容が真実ならば、政財界や既成マスメディアを｢陰で動かしている」のは、「2ちゃんねる」ということになる…。と、ここまで書いているが、未だに「うそだろぉ…！」という感じが抜けない。

＠あんな「トイレの落書き」じみた「巨大匿名掲示板」を運営している集団が、政財界やマスコミ、著名人らと太く繋がっているなんてねぇ・・・。。。明石家さんまの番組のタイトルではないが｢ホンマかいな？」と勘繰りたくもなる。

＠ブログには「このまま彼等（「2ちゃんねる」）を放置したら、日本社会は崩壊してしまう」というような内容の文章まで書かれていた。うーん、そんなにとんでもない集団なのか、奴等は・・・。

＠彼等は既存メディアや政財界に取り入って、強権を自分たちの思うが侭に振るっている、というブログの主張は、あながち嘘とも思えない部分もあるかも知れないし・・・。

＠まぁ、真偽は兎も角、今の日本社会を構成している諸々の裏側で、“何か”が蠢いている、というのは意外に正鵠を射ているに相違ない。といってこれが「2ちゃんねる」である、とは「反2ちゃんねる」ブログの管理人には誠に申し訳ないが、私には断定できかねる。

＠それでも、最近の視界不良というか、閉塞感に覆われ、先がどうなって行くのか一向に見えないこの世の中で、まるでコールタールのように、“不快に黒く粘りついてくる”ある危機感に私の五感は絡め取られている。